加湿器の人気おすすめランキング5方式と電気代、手入れ方法と効果

秋、冬になってくると手や顔が乾燥してカサカサする季節ですよね。空気清浄機にも加湿器が搭載され、年々種類やデザインが多種多様になってきています。

でも加湿器って種類や電気代の違いっていまいち分からない人もいるかと。そこでこれからの季節にきっと役に立つ、加湿器の基礎からおすすめ機種まで細かくご紹介していきます。

購入してからのお手入れ方法、加湿器のメリットもあわせて解説していきます。

文字数が多いので目次をクリックするとスキップできます。

目次

4つの方式と電気代を比較

現在、我が国で発売されている加湿器には、4つのタイプがあります。それぞれの特徴や電気代についてみていきましょう。

加湿器のタイプ 4つの方式

加湿器は、乾燥した室内を加湿するために、空気中に水蒸気を放出させる器械ですが、水分の作り方から4つのタイプに分けられます。

超音波式

水に超音波振動を当てることで、水蒸気を発生させ、お部屋に放出するタイプの加湿器です。

超音波振動を当てるだけなので、簡単に水蒸気を放出させられること、電気代が安いこと、静かであることがメリットなのですが、水蒸気の粒が大きいのでお部屋が濡れてしまうというデメリットもあります。

スチーム式

スチーム、つまり蒸気によって加湿するタイプの加湿器です。

蒸気を発生させるために、水をヒーターで加熱させます。加熱されて水が蒸発することで発生した水蒸気をお部屋に放出しますので、加湿器から出てくる水蒸気は温かくなっています。

スチーム式の加湿器は、加湿力に優れているうえに、お部屋を暖めてくれるメリットがあるのですが、水を加熱するのに時間がかかること、そして電気代が高くなってしまうデメリットもあります。

気化式

水に対して空気が流れてくると、水に蒸発作用がもたらされます。

そして、蒸発した水分によって流れていく空気に湿度が加えられます。この湿った空気をお部屋に放出して加湿するのが、気化式加湿器です。

水に空気を流すだけなので、電気代が大変安い、放出される水分が熱くないので安全であるというメリットがあります。

その反面、自然な蒸発作用を利用して加湿するので、時間がかかること、水を通すフィルターのお手入れが必要である、部屋が冷えてしまうことがデメリットです。

ハイブリッド式

スチーム式と気化式のいいところをあわせたタイプの加湿器がハイブリッド式加湿器です。

お部屋の湿度が低いときには、水を加熱して水蒸気を発生させて強力に加湿します。ある程度お部屋の湿度が高まってくると、ヒーターをオフにして気化式加湿器と同じように自然な水蒸気によって加湿するのです。

早くそして電気代も低く加湿できるのがハイブリッド式加湿器のメリットですが、本体価格が高くなる、気化式加湿器と同じくフィルターのお手入れが必要というデメリットをもっています。

電気代はどのくらい?

では、それぞれのタイプの加湿器の電気代を見ていきましょう。

超音波式

超音波式加湿器の消費電力は、おおむね30〜50Wくらいです。

1時間程度使用すると、1円前後となります。

スチーム式

最も電気代が高いのが、このスチーム式加湿器です。

水を蒸発させるヒーターが電気をたくさん消費するからです。スチーム式加湿器の消費電力は、150〜400Wです。

1時間あたりでみてみると電気代は、4〜7円ほどになります。

気化式

最も電気代が安いのが、基本的に空気を流すだけの気化式加湿器です。

消費電力は、5〜20[W}ほどで、電気代は1時間あたり0.1〜0.5円程度です。

ハイブリッド式

ハイブリッド式加湿器の消費電力は、150〜200W程度です。そのため、1時間あたりの消費電力は、4〜6円程度と算出されます。

スチーム式ほどではありませんが、その他のタイプと比べるとやはり高額ですね。でも能力が高いので人気なんです。

掃除やメンテナンス、カルキの除去方法

加湿器も使っているうちに汚れがついてきます。加湿器のお手入れ方法について解説いたします。

日常のお手入れ

1日に1回のお手入れ

加湿器本体についたゴミやホコリは、柔らかい布で乾拭きしたり、中性洗剤を水で薄めて布に浸して拭きましょう。

ベンジンやシンナー、アルコールなどを使うと変色することがあるので使わないようにしたほうがいいでしょう。

タンクに入っている水は、1日1回は必ず交換し、毎日新しい水に入れ替えてください。タンクは、水を少し入れてザバザバと振って洗うことをおすすめします。

水トレイに入っている水も、1日に1回は捨てるようにしてください。

1週に1回のお手入れ

一週間に1回は、加湿器の裏面についているフィルター部分にたまったホコリを掃除機などを使って吸い取りましょう。

放っておくと、細菌が繁殖したり、悪臭を放ってきたりしますし、加湿器の性能の低下や騒音の発生の原因ともなります。

2週に1回のお手入れ

使っていくうちに水トレイやそこについているフィルターに水アカがついてくるので、掃除しましょう。

水アカの正体は、水道水に含まれているミネラル成分にです。ついたままで放っていると、とれにくくなるばかりか、細菌が繁殖する温床ともなりますので、必ず水アカはきれいに取り除きましょう。

まず、水トレイを取り外し、フィルターを外してください。そして、トレイの中にたまっている水を捨ててください。そして、スポンジを使って丁寧に水洗いをしましょう。

きれいになったら、再びフィルターを水トレイに戻して下さい。

1か月に1回のお手入れ

水トレイをクエン酸で洗浄しましょう。

フィルターは、クエン酸の洗浄水に30分から2時間程度つけ置きするか、それぞれの加湿器メーカーが指定する洗剤でつけ置き洗いをするようにしてください。

つけ置き洗いをしたのちは、水道水でしっかり2分以上の時間をかけてすすぎましょう。

カルキがついてしまったら

お手入れを怠っていると、加湿器に白い石のようなものがついてきます。これが、いわゆるカルキです。

カルキは石のようにかなり硬くこびり付きますが、ドライバーやノミなどでとるのはおすすめできません。加湿器が傷んでしまう恐れがあるからです。

ではどうすればきれいになるのでしょうか。

そこでおすすめなのが、クエン酸です。

カルキはアルカリ性ですので、クエン酸の酸性の力で取り除けるのです。まず、40度以下に温めたお湯1Lを用意してください。
そこに、クエン酸を6gとかします。

カルキのこびりついた水トレイなどをその溶液に2時間くらいつけ置きしましょう。そして、きれいな水ですすいでください。

これでほとんどのカルキは取り除けるはずです。

加湿器のメリットは何?

では、加湿器を使うメリットや、より効果的に使う方法について紹介します。

メリットだらけ!

加湿器の目的は、室内を加湿させて乾燥を防ぐことにあります。室内を加湿するとどのような効果が得られるのでしょうか。

インフルエンザ予防

インフルエンザの原因は、インフルエンザウイルスです。空気中に漂っているインフルエンザ・ウイルスを鼻や口から吸込むことで、感染します。

お部屋の温度と湿度と、インフルエンザウイルスの生存率を調べた調査によると、室温22度のお部屋では、湿度20%の場合インフルエンザウイルスの生存率は66%ですが、湿度50%に上げると4%にまで急激に低下します。

室温32度のお部屋では、湿度20%ならインフルエンザウイルスの生存率17%だったのに対し、湿度50%にすると1%にまで低下します。

このように、お部屋の湿度とインフルエンザウイルスの生存率には関連性が見いだされています。

お部屋を加湿して乾燥を防ぐことは、インフルエンザ予防にも大変効果的であることがわかります。

のどの痛み予防

喉の粘膜も、免疫力にとって大切なところです。しかも、鼻以上に乾燥に弱いところでもあります。

空気の乾燥は、喉の粘膜を乾燥させてしまいます。喉が乾燥すると免疫力が低下してしまうばかりか、粘膜が傷んで痛みを感じるようになることがわかっています。

室内の空気を加湿すると、のどの痛みを予防する効果も得られるのです。

体感温度が高くなる

体感温度とは、身体が感じる温度のことです。それには気温だけでなく湿度も多いに関係してきます。

夏場、カラッとした暑さと、ムシムシした暑さでは、ムシムシした暑さの方が、より暑く感じますよね。つまり、湿度が高い方が体感温度が高くなるというわけです。

この効果で、 室温が低くても、お部屋の湿度が高くなると体感温度が高くなるわけです。

乾燥肌対策になる

冬場の空気は乾燥しがちです。そのためにお肌から水分を奪ってしまうのです。

そこで、加湿器を使ってお部屋の湿度を高めると、お肌からの水分の蒸発量が減少します。つまり、お肌を乾燥から守る効果があるのです。

ただし、加湿器の蒸気をお肌に直接当てるのは止めてください。
お風呂上がりと同じく、お肌がふやけるだけで、表面についた水分が蒸発するときにお肌の水分も一緒に奪っていくのでかえって逆効果だからです。

効果的な使い方

加湿器を効果的に使うためのポイントを紹介します。

加湿器の置き場所

加湿器を効果的に使うためには、置き場所に注意を払う必要があります。

高さ

温かい空気は軽いので上に上がり、冷えた空気は重たいので下にたまります。

空気の中にため込むことが出来る水蒸気の量は、温度によって変わり、冷たい空気ほど空気中にため込める水蒸気の量は少なくなります。冬場に空気が乾燥しがちなのはこのためです。

加湿器を低いところに設置すると、冷えた空気の中に水蒸気を放出するようになりますので、空気中に水蒸気をため込めなくなり、空気中の湿度を効果的に高められません。

そこで、空気中の湿度を効果的に上げるために、床上30〜40cm以上の高さに設置するようにしましょう。

位置

冬に自宅の窓が結露を起こしたことありませんか。

これは、窓ガラスが冷たい外気で冷やされ、それに伴って窓ガラスの周囲の空気も冷えてしまい、空気中にため込めなくなった水蒸気が窓ガラスに付着したものです。

つまり、窓の周辺は空気が冷たいので効果的に加湿できないわけです。

ですから、加湿器は窓から離して置くべきです。

そして、お部屋全体にまんべんなく加湿するという視点で考えてみると、お部屋の中央に加湿器を設置するのが最適です。

そこで、加湿器は窓から離して、お部屋の中心付近に設置することをおすすめします。

換気扇がある場合

換気扇がついているお部屋なら、換気扇の近くは避けた方がいいでしょう。

加湿器がお部屋の空気を加湿しようとしても、換気扇の近くにおいているとせっかくの水蒸気を換気扇が吸い出してしまうからです。

空気を循環させる

加湿器の周辺は、当然加湿されますから湿度が高くなりますが、加湿された空気がお部屋全体に行き渡らないと、お部屋の湿度を高めることは出来ません。

そこで、加湿器から放出された水蒸気をお部屋全体にまんべんなく行き渡らせるために、空気を循環させることが大切です。

そこで、サーキューレーターを持っているなら、お使いになることをおすすめします。

湿度をチェックする

いくら空気が乾燥しているからといって、いくらでも加湿して湿度を上げればいいのかというとそうではありません。

湿度を高めすぎると、今度はお部屋にカビが発生しやすくなってしまうからです。

お部屋にとっての最適な湿度は、50%前後とされています。加湿器を使っている間は、湿度計を使ってお部屋の湿度が最適になるように注意してください。

水道水を使う

詳しくは加湿器の説明書に書いてあると思いますが、加湿器に入れる水は、原則的に水道水を使ってください。

ミネラルウォーターや、スーパーマーケット等でサービスされているイオン水、浄水器を通した水などを使ってはいけません。

これらの水を使って、加湿器が故障することはないのですが、水道水よりも細菌が繁殖しやすい傾向があるからです。

また、水温は低め、水道水の温度にしてください。水温を高めたからといって加湿器の働きが良くなるわけではありませんし、水温が高い方がカビ等が加湿器内部で繁殖する可能性が高まるからです。

加湿器が付属している空気清浄機は?

最近の空気清浄機には、加湿機能がついているタイプのものがあります。

加湿器と加湿機能付き空気清浄機ならどちらを選ぶといいのでしょうか?

空気清浄機について

空気清浄機は、室内の空気をきれいにすることを目的とした器械です。

空気清浄機は、基本的に室内の空気を吸込み、空気中に浮かんでいるチリやホコリ、花粉、PM2.5などの大気汚染物質などをフィルターを通すことで取り除き、きれいな空気にかえて排出するのが、空気清浄機の仕組みです。

これに、加湿機能をつけたものが、加湿機能付き空気清浄機です。水蒸気を発生させる方法は、気化式が用いられています。

加湿機能付き空気清浄機の特徴

空気清浄機に加湿機能がついたものが、加湿機能付き空気清浄機です。

その特徴を紹介します。

メリット

①省スペース

空気清浄機と加湿器を両方設置しなくて済むので、両方設置する場合と比べて場所をとりません。

②電気代

加湿機能付き空気空気清浄機は、水蒸気の発生方式に気化式を用いていますので、消費電力が抑えられており、電気代は比較的低めとなっています。

デメリット

①加湿機能が低い

加湿機能は気化式ですので、たとえばスチーム式加湿器と比べると加湿機能が低くなっています。

また、基本的にメインは空気清浄機能ですので、水を入れるタンクが加湿器と比べると小さく、水を入れる頻度が高くなってしまいます。

②購入費用

空気清浄機と加湿器を2つ購入することを思えば安いのですが、空気清浄機単体で考えると、2つの機能がついている分、やはり高価になります。

加湿器と加湿機能付き空気清浄機の違い

加湿器と加湿機能付き空気清浄機の違いは、空気清浄機能がついているかどうかです。

加湿機能付き空気清浄機は、基本的に空気清浄機ですから空気清浄機能がついており、室内の空気をきれいにしてくれます。

一方、加湿器は室内の湿度を高くするのが目的なので、空気をきれいにする機能は持っていません。

どちらを選ぶべきか

では、加湿器と加湿機能付き空気清浄機のどちらを選ぶべきでしょうか。それは、使用目的や使い勝手によって選ぶといいでしょう。

もし、加湿機能を主な目的としているのなら加湿器を、空気清浄を主に欲していて、加湿機能もつけておきたい、そういう方には、加湿機能付き空気清浄機をおすすめします。

また、お部屋が狭く、2つも置けないという方は、加湿機能付き空気清浄機が適しています。

何度も給水する手間を省きたい、そんな方は加湿器の方がいいでしょう。

加湿器の人気おすすめランキング5 超音波式

①アイリスオーヤマ UHM-280シリーズ

UHM-280シリーズは、カラーリングの違いで2種類あります。UHM-280BMは樽型の木目調加湿器です。
操作はタッチパネルで行ないます。

シンプルなデザインで和室に合います。UHM-280Bなら、ホワイト・ピンク・ブルーの3色です。こちらも樽型でのシンプルなデザインです。

子ども部屋や書斎、いろいろなお部屋に合わせやすくなっています。

②ダイソン hyginenic mist MF01

hyginenic mist MF01は、8畳程度のお部屋に適したバクテリアを除菌できる衛生的な加湿器です。

加湿器に、バクテリアが繁殖しやすい土壌となるフィルターやスポンジがない上に、水にしっかりUV-Cライトを当てて99.9%のバクテリアを除菌します。

また、ダイソンのエアマルチプライアーの技術を応用して、お部屋を均一に加湿します。

自動的に湿度をコントロールする自動湿度制御機能を搭載し、室温と湿度を自動的に感知して、快適で衛生的な室内環境に整えます。

連続加湿時間が最大で18時間もありますので、一晩使っても大丈夫です。

③アイリスオーヤマ UHM-300P

インテリア製の高いデザインが特徴の加湿器です。ほのかに照らし出すLEDがついているので、おしゃれに使えます。

オレンジ・ホワイト・ピンクの3色がラインナップされています。

④アイリスオーヤマ PH-U28

しずくの形をしたかわいらしい加湿器で、木目調ですから和室にもあいます。ダークブラウンとナチュラルの2色です。

ダイヤル式のスイッチを操作するだけなので、簡単です。タンク容量は、2.8Lで、和室なら5畳くらいのお部屋に適しています。

⑤ドウシシャ DUSK-116CL

アルミへアラインのお洒落なデザインに仕上がっている加湿器です。水の残量もわかりやすくなっています。

クレベリンLEDを搭載しており、二酸化塩素を発生させることで、ウイルスや細菌を取り除きます。加湿だけでなく除菌も出来るのが、特徴です。

DUSK-116CLの加湿量は300ml/h、タンク容量は3Lです。

加湿器の人気おすすめランキング5 スチーム式

①象印 EE-RMシリーズ

ポットのようなデザインの加湿器で、6畳に適したEE-RM35と8畳に適したEE-RM50の2種類があります。ポットのように給水タンクと本体が一体化しているのが特徴です。

給水やお手入れが簡単な『広口内容器』を採用しています。しかもフッ素加工してあるので、汚れもつきにくい上に、お手入れが大変なフィルターもありません。とても簡単にお手入れできるのが利点です。

沸騰して得られた蒸気を65度まで冷やしてお部屋を加湿します。

『湿度センサー』と『室温センサー』のふたつのセンサーの働きで、湿度を快適に自動コントロールします。もちろん、『湿度モニター』で湿度の状態を一目で確認できます。

湿度は、『高め』『標準』『ひかえめ』の3段階あり、お好みや季節に応じて使い分けられるようになっています。

安全性にも配慮してあり、『チャイルドロック』や『ふた開閉ロック』、『転倒湯もれ防止構造』が採用されています。

②三菱重工 SHEシリーズ

SHEシリーズは、6畳用のSHE35RD、10畳用のSHE60RD、20畳用のSHE120RDの3タイプあります。

加湿能力は、SHE35RDが350ml/h、SHE60RDが600ml/h、SHE120Rが1200ml/hで、連続加湿時間は、それぞれ8時間以上、7時間以上、8時間以上となっています。

SHEシリーズでは、水受皿から吸い上げた水だけを加熱する仕組みなっていますので、万一加湿器が転倒しても熱湯がこぼれてくる心配がありませんし、ムダがなく省エネです。

蒸気の吹き出し口の温度は、送風ファンによって冷却され55度以下となっていますのでヤケドの心配もありません。電源を入れてから1分で水蒸気が出てくるので大変スピーディーなのが特徴です。

水を吸い上げてくれる蒸発布は、1週間に1回程度水洗いをすれば繰り返して使えます。水道水の含まれるミネラルを抑えるイオンフィルターもついています。

衛生面にも配慮してあり、空気中の細菌やウイルスを取り除くBIOフィルター、活動を抑制するプラズマイオンによるプラズマW除菌を採用しています。

お部屋の温度と湿度をチェックするWセンサーを搭載していますので、最適な湿度になるよう自動的にコントロールします。消費電力を抑えるエコ運転機能も搭載されています。

デジタル湿度表示機能もついており、お部屋の湿度が一目で分かるようになっています。

SHEシリーズは、もちろん高品質な日本製です。

③山善 KS1-A083

和室で3畳、洋室で6畳までに適した加湿器で、ホワイトとミントブルーの2色ラインナップされています。アロマの香りを楽しめるアロマポッドがスチームの吹き出し口についています。

最大加湿量は200ml/hで、1時間あたりの電気代は4.3円ほどです。

タンク容量は0.8Lとコンパクトですが、連続加湿時間は4時間となっています。

④山善 KS-A253

和室で6畳、洋室で9畳までに適した加湿器です。シンプルで使いやすいデザインになっています。

最大加湿量は360ml/hで、1時間あたりの電気代は5.9円ほどです。タンク容量は2.5Lで、連続加湿時間は7時間ほどです。

空焚き防止機能などの安全装置も備えています。

⑤日本ゼネラル・アプラィアンス V750

人の顔の周辺部をピンポイントで加湿してくれる加湿器です。強弱の2段階切替機能のついています。

芳香パッドカバーやVicks リフレッシュ液受皿がついています。芳香パッドカバーには芳香パッドをのせたり、Vicks リフレッシュ液用受皿には別売りのVicks リフレッシュ液を使えるようになっています。

加湿量は、強で330ml/h、弱で150ml/hです。タンク容量は4Lです。

加湿器の人気おすすめランキング5 気化式

①パナソニック KXRシリーズ

KXRシリーズは、プレハブ洋室19畳用のFE-KXR07と、プレハブ洋室14畳用のFE-KXR05の2タイプあります。

KXRシリーズは、ファンのモーターにDCモーターを採用したヒーターレスの気化式加湿器です。これによって、加湿力を高めながら省エネを図っています。

その効果によって適切な湿度に達するまでの時間を26%短縮しつつ、1ヶ月の電気代が53円と抑えています。

加湿した空気に、ナノイーをプラスしていますので、お肌の水分量が2倍、お肌のうるおいスピードが3倍にアップしました。

静かモードにすれば、運転音はなんと15dBです。木の葉が触れ合う音よりも静かになっています。

うるおいモードは、お急ぎモード、のど・肌モード、お休みモード、静かモードの4モードあります。適したモードで使い分けることで、便利に使えます。

お手入れについても配慮してあり、デコボコが少ないフラットな加湿トレー、手首まで入る口の広い給水タンク、手で拭きやすい吹き出しルーバー、外せる透明パネルとなっています。

タンクは、対称的なデザインとなっており、左右どちら向きでも本体にセットできるように工夫されています。

加湿能力は、FE-KXR07が700ml/h、FE-KXR05が500ml/hで、連続加湿時間はそれぞれ6時間と8.4時間となっています。

給水タンクの容量は、どちらのタイプも4.2Lですからたっぷり入ります。

②シャープ HV-H30

HV-H30は、お手入れカンタンで省エネが特徴の加湿器です。

給水タンクは中までしっかり洗いやすいように、手が入る広口タンクです。水を受けるトレーは、突起が少なくて洗いやすいですし、吹き出し口もワンタッチで取り外せます。

加湿器内部は、タオルを通してしっかり拭けるようになっています。

温度センサーと湿度センサーの『Wセンサー』を搭載しており、自動エコモードにすれば最大で92%消費電力を抑えた省エネ運転ができます。

もちろん、プラズマクラスター搭載です。

③ダイニチ HD-ENシリーズ

加湿量500ml/hで洋室14畳に適したHD-EN500と、加湿量700ml/hで洋室19畳に適したHD-EN700の2種類あります。どちらも品質の高い日本製で、3年保証がついています。

静音性が特徴で、業界トップクラスの静けさを実現しています。

運転モードは、『標準』『静音』『のど・肌』『節約』の4モードあり、『節約』にすれば1ヶ月の電気代は32円程度で済みます。

『のど・肌』モードにすれば、お部屋が暖まりきっていない状態では、湿度を70%以上と高めにし、お部屋が暖まってくるにつれて徐々に湿度を60%にまで下げる自動コントロールしてくれます。

湿度表示は見やすいデジタル表示となっています。タンク容量は、ともに6.5Lなのでたっぷり入ります。

④アイリスオーヤマ SHM-120D

どんなところにも置きやすいスリムなデザインの加湿器です。子ども部屋から書斎まですっきり置けます。

本体は白色ですが、タンクの色の違いでグリーン・ブルー・ピンク・クリアの4色がラインナップされています。

最大加湿量は120ml/hです。タンク容量は1.0Lです。電気代は、1時間あたり2.7円なので比較的リーズナブルです。

⑤アイリスオーヤマ SHM-4LU-G

SHM-4LU-Gは、シンプルで水の量がわかりやすい加湿器です。和室なら7畳のお部屋に適しています。

最大加湿量は400ml/hです。タンク容量は4.0Lです。気になる電気代は1時間あたり7.3円です。

加湿器の人気おすすめランキング5 ハイブリッド式

①シャープ HV-H75 HV-H55

シャープの加湿器HVシリーズは、12.5畳用のHV-H75、9畳用のHV-H55の2タイプがラインナップされています。シャープのHVシリーズは、給水しやすいのが特徴です。

通常通りに給水タンクに水を入れる方法もあれば、加湿器本体に直接上から水を注いで給水するという方法も選べます。

しかも、給水タンクは、キッチンのシンクでも給水しやすいようにデザインされていますので、給水しやすく大変便利になっています。

気になるタンクの容量は、HV-H75とHV-H55が4.0L、HV-H30が2.4Lです。

お手入れもしやすいように配慮されたデザインになっており、吹出口・給水口・給水カバー・加湿フィルター・給水トレーすべて簡単に分解できるようになっています。

もちろん、これらの外せるパーツ類は、全て丸洗いできます。外した後の本体は、内部までタオルでしっかり拭けるようになっています。

フィルター乾燥機能を使えば、およそ1時間で加湿府ルターを温風乾燥して清潔に収納できます。

省エネにも気配りされています。エコモードを使えば、ヒーターの作動が停止しますので、およそ90%ほども消費電力を抑えます。

シャープといえばプラズマクラスターですが、HVシリーズにもしっかりと組み込まれています。

プラズマクラスターの風で加湿することで、空気中にういているカビ菌やウイルスを除去したり、タバコ等のにおいを消臭し、静電気を抑え快適な生活空間を実現します。

②三菱重工 SHK50RR

8.5畳の部屋に適したSHK50RR、12畳の部屋に適したSHK70RR、14.5畳の部屋に適したSHK90RRの3種類あり、3種類全て加熱気化式となっています。

SHKシリーズは、三菱重工のビーバーエアコンとの連動機能が備わっており、尾へナノ空気が乾燥しがちなエアコン暖房を補って、お部屋の湿度を高めることで体感温度を高くします。

細菌とウイルスを抑えるプラズマW除菌を採用しています。

これは、抗菌アレルゲンフィルターを採用し、空気中の細菌やカビをキャッチして除去し、プラズマイオンを放出させる機能によって、ウイルスも抑えるという機能です。

加湿能力は、SHR50RRが500ml/h、SHK70RRが700ml/h、SHK90RRが850ml/hで、連続加湿時間は、それぞれ9時間以上、6時間以上、5時間以上となっています。

消費電力は、SHR50RRが160W、SHK70RRが280W、SHK90RRが460Wですが、ヒーターをオフにするエコ運転にすると、18W、19W、19Wとなります。

これは、1ヶ月の電気代が97円(SHR50の場合)ですから、大変お得です。タンク容量は、全て共通で4.5Lです。

③アイリスオーヤマ ARK-500

ARK-500は、ヒーターで暖めた風と室温の風を自動的に切り替えるタイプのハイブリッド加湿器です。

『温湿度ナビ』で、お部屋の温度や湿度を自動的に測定して、ウイルスの活動性を黄色のLEDで知らせてくれます。

『肌ナビ』を使えば、お肌に適した温度や湿度を緑のLEDで知らせてくれます。

運転モードは、おまかせ・静音・うるおいの3通りあり、自動ボタンで切り替えられますし、連続ボタンでは、強弱も切り替えられます。

エコモードもあり、エコモードにすると、ヒーターの作動が止まります。給水タンクは、5Lとたっぷりです。

④ダイニチ HDシリーズ

HDシリーズは、業界トップクラスの静かさと省エネを特徴とした加湿器です。

洋室で8畳に適したHD-3018、14畳に適したHD−5018、19畳に適したHD-7018、24畳に適したHD-9018の4タイプあります。

日中は気にならなくても夜間は気になることもある加湿器の運転音を最小で13[dB]まで抑えました。これは、木の葉の触れ合う音よりも小さな音です。

加湿器の心臓部分ともいえるモーターに、エコモーターを採用しました。適した湿度に合わせて送風量をきめ細かくコントロールし、電力消費を減らします。

これによって、1ヶ月の電気代を71円ほどにまで抑えています。

衛生面にも配慮されており、お手入れしやすい給水タンク、銀イオンによって抗菌加工されたトレイ、抗菌・防カビかこうされた抗菌気化フィルターで細菌やカビの繁殖を抑えます。

操作パネルも見やすいので、とても使いやすくなっています。

⑤アイリスオーヤマ SPKシリーズ

SPKシリーズは、強力なハイブリッド式加湿器です。洋室で21畳用のSPK-750、28畳用のSPK-1000、42畳用のSPK-1500がラインナップされています。
タンク容量は、それぞれ4L、4L、6Lです。

お肌に適した湿度を知らせる『肌ナビ』とウイルスが発生しやすいときに知らせてくれる『ウイルスナビ』の2つのナビを搭載しています。

SPKシリーズは、ヒーターで70度にまで加熱された水を、超音波で霧状にし、内蔵されたサーキュレーターでお部屋全体に広げます。

そのため、加湿力が高く広いお部屋もしっかり加湿できます。

村田製作所製マイナスイオン発生装置イオニシモのついたN型とそうでないU型があり、N型なら、ウイルスやカビを抑えたり、花粉やダニ等のアレルギー物質を減らしたりできます。

おまけ 除加湿器 シャープ KC-HD70

シャープが、除加湿空気清浄機KC-HD70を発売しています。

こちらは、プラズマクラスター空気清浄機の機能と加湿器、そして除湿器の機能を兼ね備えた器械となっています。

加湿器としては洋室18畳までのお部屋、除湿器としては洋室20畳までのお部屋に適しています。

加湿器や除湿器としての性能は、最大加湿量は630ml/h、反対に最大除湿量は1日あたり8〜9Lです。

空気清浄機の機能をみてみますと、空気中に浮遊しているウイルス、細菌、アレルギー物質、タバコのニオイ、汗のニオイ、静電気、洗濯物の生乾き臭を取り除く効果があります。

運転モードは、『おまかせ運転』『衣類乾燥モード』『衣類消臭モード』『結露抑制モード』『パワフル吸じんモード』の5通りあります。

センサーは、『ホコリ』『ニオイ』『温度』『湿度』『照度』の5種類搭載されています。

1時間あたりの電気代をみてみますと、加湿器なら約2円、除湿器としてなら約7円、空気清浄機としてなら約1.9円です。

最後に

今回は、冬に乾燥時期に欠かせない加湿器について、紹介しました。

一言で加湿器といっても、作動方法で4種類に分類できることがおわかり頂けたことと思います。

今回の記事を参考にして、お部屋のサイズ、ご自身のライフスタイル、デザインなどお好みに合わせて、お選びください。

また加湿器が付属している空気清浄機が気になる方は

空気清浄機パナソニックとシャープを比較、効果はいかほど?』をご覧ください。

加湿器の人気おすすめランキング5方式と電気代、手入れ方法と効果
最新情報をチェックしよう!