空気清浄機は最近は時期に関係なく売れていて、各世帯に1台はあることが多いくらい普及している家電になります。
その中で空気清浄機のシェアをぐっと稼いでいるのがシャープとパナソニックになります。
それぞれ面白い機能やおしゃれなデザインなどで選ぶのが迷うところなんですよね。私は家でシャープとパナソニックどちらも使用しています。
実際に使用していて便利なポイントやそれぞれのメーカーのメリットなどをお伝えしていきます。
空気清浄機の効果は?
まずは空気清浄機という名前なので空気を綺麗にしてくれるのかなと感じる人は多いはず。でも空気を綺麗にする以外にも便利な機能がいっぱい。
冷蔵庫と同じで1年間ずっとつけっぱなしにするくらい大活躍する家電です。
菌の抑制、除菌、花粉の除去
空気中にはたくさんの菌があります。それを空気清浄機で抑制、除菌を行います。目に見えないので本当かなと感じる方もいますが、効果は間違いなくあります。
シャープとパナソニックでもイオンが違うので特徴は多少異なりますが、主な作用は似ています。
菌以外にも花粉のキャッチも可能に。3月前後によく花粉症シーズンと言われてますが年間で苦しむ方もいます。家の中くらいは気持ちよく生活したいですよね。
中国で流行中のPM2.5という極小の物質も捕獲します。花粉のサイズは約30μmになりますがそれより小さい物質の総称がPM2.5になります。PM2.5は2.5μmです。
ですがさらに小さい粒子のPM0.1までキャッチが可能になります。これで中国人が空気清浄機を爆買いするのを何度も見ましたね。
菌を抑制して極小の粒子までしっかりキャッチをします。病気になりにくくなります。
加湿器が搭載されている
加湿空気清浄機が今はメジャーですね。加湿なしの空気清浄機もありますが、実は価格差があまりないんですよね。
売れるのが加湿付きばかりで価格が下がりやすく、加湿なしの空気清浄機の値段が売れないから下がらないのです。
需要と供給ってこういうことかもしれませんね。売れる商品は値段が下がりやすいです。
加湿が搭載されているとどんなメリットがあるか。
- インフルなどの感染を予防することができる
- 部屋の湿度が上がり乾燥することがなくなる
- 湿度が上がると体感温度も上がり節電にもなる
子供でも大人でもインフルエンザなどの病気になりたい人などいるわけないですよね?加湿がない状態より加湿された部屋の方が感染しにくいのです。
秋や冬は湿度がグッと下がり乾燥肌の方にとっては嫌な季節なります。ハンドクリームなどで身体の表面はカバーできます。
けど身体の内部は難しいです。喉のケアなど自分でケアすることができない場所もあります。そんな時に活躍します。
湿度が10%上がると体感温度が1度上がると言われています。部屋の温度が同じでも湿度が違うと寒さの感じ方が違ってきます。
加湿をしておけば冬の暖房代の節約に繋がる可能性もあるのです。
搭載されたイオンが特に重要なポイント
シャープだとプラズマクラスター、パナソニックだとナノイーというイオンが有名ですよね。
目に見えないイオンで部屋の臭いを消す効果があります。臭いというと主に生活臭、食べ物臭、タバコ臭、衣類の生乾き臭などがあります。
犬などのペットを飼っている方にもしっかり消臭ができ人気があります。
部屋の臭いが消せるのは大変ありがたいですよね。友達の家の臭いが独特で耐えられなかったなど臭いあるあるですよね。
消臭以外にも肌の潤い効果や静電気の除去など空気清浄機にこんな機能まであるのかよ!と思うくらい機能が実は豊富になっております。
シャープはプラズマクラスターが3つ、パナソニックのナノイーは2つの種類があります。
空気清浄機の選び方
空気清浄機の購入する時ってかなりの数があるので迷いますよね?私が店員じゃなかったら店員さんに言われるがまま買ってるはず。
買ってから後悔しないために、快適な生活を送るためにもどうやって選ぶのかを伝授していきます。
イオンの濃度の確認
イオンの濃度で空気の綺麗になる時間や消臭のスピードが大きく変わってきます。基本的には畳数の大きいモデルがイオンの濃度が高いです。
ですが6畳でもイオンの濃度が高いモデルがあるので確認を怠らないように。
シャープの場合
プラズマクラスターNEXT、プラズマクラスター25000、プラズマクラスター7000
パナソニックの場合
ナノイーX、ナノイー
まずシャープの場合、イオンの個数だと思ってください。NEXTはイオンの個数が50000/1㎤になり、25000と7000はイオンの個数と同じになります。
イオンの個数が多いほど、空気清浄のスピードが早いのと菌の抑制だけでなく菌の原因菌から除菌までが可能になります。
NEXTはほぼ全部の機能を網羅していますが金額もグッと上がります。真ん中の25000シリーズがやはり人気です。
実際に7000と25000シリーズを使用しましたが、部屋の臭いをとるスピードは全然違いました。空気が綺麗になったかは感覚だけの話になりますが25000シリーズの方がスッキリした印象です。
全部入りの機能、ストレスがたまりにくい、集中しやすい環境→NEXT
空気浄化、静電気除去、消臭、フェイスケア→NEXT、25000
浮遊菌、付着菌の浄化、静電気除去、消臭、フェイスケア→25000
浮遊菌の浄化、静電気除去、消臭→25000、7000
次にパナソニックナノイーXとナノイーになります。簡単に言うとナノイーは従来から存在するイオンで新型ナノイーXはナノイーの10倍の濃度になります。
ナノイーは4800億個、ナノイーXは10倍の4兆8000億になります。
臭いの除去や有害物質の抑制はシャープと似ていますが、大きくアピールをしている部分は花粉になります。
ナノイーXで1年中、花粉を無力化するのです。花粉症の方ならパナソニックですね。
ナノイーX搭載モデルに関しては花粉クリーニングモードが搭載。これは衣類に付着した衣類に送風で花粉を無効化してくれます。
ナノイーXならほぼ国内の花粉をすべて無効化、ナノイーの場合はスギ、カモガヤ、ブタクサが対象になります。
パナソニックの空気清浄機があれば玄関で服をバサバサすることが必要なくなります。
加湿の対応畳数、空気清浄の対応畳数
空気清浄機は加湿時の対応畳数と加湿なしの空気清浄時の対応畳数に差があります。空気清浄だけならシャープもパナソニックも10畳以上からあります。
加湿を使った場合は空気清浄のみの時より対応畳数が少なくなります。加湿空気清浄機を購入するなら加湿使用時の対応畳数の確認が必須です。
ちなみに加湿なら最大でシャープはプレハブ洋室で26畳、シャープだと24畳が最大になります。
考え方次第になりますが、基本的には使用する部屋よりも大きいサイズの空気清浄機をおすすめします。
カタログに記載している適応面積(対応畳数)はあくまで閉め切った空間で使用した場合です。
自宅で使用して閉め切った部屋って存在します?
外出する時、トイレに行く時など必ずドアを開けるはずです。開けた瞬間に有害物質や臭いが侵入します。
寝室で使用していたがリビングでも使用したいという方にも大きいサイズの方がいいです。大は小を兼ねるです。
それも踏まえて気持ち大きいサイズにしておくと、空気の浄化、消臭などの効果がわかりやすく得られます。
1時間あたりの加湿量とタンクの容量も確認
正直言うと、空気清浄機に搭載されている加湿器は抜群の効果がるわけではございません。加湿方式は電気代の安い気化式を採用しています。
気化式は分かりやすく例えるとスポンジに水を含ませてそれに風をあてて加湿させる形です。音が静か、節電になりますが弱点が。
加湿能力があまり高くありません。実際2台の加湿空気清浄機を使用していますが湿度が50%超えたことが梅雨の時期以外見たことがありません。
加湿を強モードにしても40%前後がほとんど。それでも加湿器を別で買う予定がない人がほとんどなので売れるのでしょうね。場所もとりますしね。
加湿量はカタログでは1時間あたりの加湿量の記載をされています。加湿の最大量を発揮するためには強モードで動くのでかなりうるさいです。
タンクが小さいと、すぐに給水しなくてはなりません。加湿量に対しタンクの量を確認するとどのくらいで給水になるか計算もできます。
何度も給水は面倒なので1日中つけっぱなしの部屋ならタンクが大きいモデルがおすすめです。
空気清浄機の操作性
空気清浄機は基本的には電源をオンにすれば何もすることはありません。全部自動です。
やることは給水と溜まったゴミの除去がメインになります。
シャープのメンテナンス方法
空気清浄機で埃や塵を吸い上げると通常、プレフィルターという部分にビッシリ付着します。それを定期的に掃除機などで吸います。
これが空気清浄機のメンテナンスなのですが、シャープの上位機種だけ少し違います。
自動お掃除をやってくれます。エアコンに搭載されているのと似ている機能ですね。自動で掃除をしてダストボックスというゴミ箱に溜めておきます。
ダストボックスに溜まったゴミは半年に1回捨てるだけで問題ありません。1週間でもゴミは驚くくらい出ます。でも忘れます。
忘れたら空気清浄機の本来の能力が発揮できません。つまりユーザーのせいで能力が落ちるのです。
どんなに機能が立派でも使いきれないのなら意味がないので今回の自動お掃除機能はかなり嬉しい機能です。
空有清浄機はフォルターともう1つ大事な部分のメンテナンスが加湿関連です。まずタンクから説明していきます。
シャープもパナソニックも同様ですが、まずタンクの内部までしっかり洗えるように水の投入口が大きいです。
これにより奥までガシガシ洗って衛生的に保つことができます。また洗っている時、注水時もタンクが安定するように、持ち手の部分がスタンドになるので安定感が出ます。
大きく違う点はタンクの蓋の部分。
綺麗な水を加湿する、タンクの内部を衛生的に保つためにAgカートリッジという物を販売しています。
シャープ/空気清浄機 Ag+イオンカートリッジ/FZ-AG01K1
綺麗な水で加湿が可能に
タンクもフィルターもトレーも常に清潔
ぬめりやカビ、菌の発生を防いでくれる
パナソニックにはない機能ですので大きく差別化ができた機能になります。カートリッジは安いし1年に1回の交換で大丈夫です。
もちろんこのカートリッジを交換しなくても使用ができます。でもある機能はしっかり使いたいですよね?
加湿フィルターは10年間交換不要です。空気清浄機の部品は主に10年交換不要の物が多いです。
フィルターは全部で4種類
- 静電HEPAフィルター 10年間交換不要
- 脱臭フィルター 10年間交換不要
- プレフィルター 交換不要
- 加湿フィルター 10年間交換不要
購入してからのメンテナンスは基本的にはほとんどかかりません。カートリッジは1年に1度だけですので大きい金額の発生はありませんね。
次はパナソニックになります。
パナソニックの空気清浄機のメンテナンスも実は簡単です。シャープとの大きな違いは、3つあります。
1つは自動お掃除が搭載されていないこと。
ないと不便に感じる方もいるかもしれませんが、シャープも上位機種だけにしか搭載されていません。
欲しい機種が畳数の小さいモデルだとどちらのメーカーも自分で掃除することになるので気にしなくていいかと。
もう1つはHEPAフィルターがプレフィルターとセットになっている点。
シャープはHEPA、脱臭、プレの3層構造ですが、パナソニックは脱臭、プレの2層構造になります。プレフィルターとHEPAが一緒になっています。
HEPAフィルターは0.3μmの粒子物質を99.97%以上キャッチしてくれて、さらに目詰まりしにく大変優秀なフィルターです。
3つめの大きな違いは加湿タンクにカートリッジが搭載されていないこと。
タンク内のぬめりのやカビを防止するカートリッジはありませんが代わりに加湿トレイのイオン除菌、防カビユニットが搭載。
1ヶ月に1回のメンテナンスで交換不要なのでシャープ違いお金がかかりません。
また加湿フィルターが独特です。フュージョンフィルターです。
シャープは紙フィルターですが、パナソニックは柔らかいプラスチックのような材質のフィルターになります。
月に1回押し洗いするだけのメンテナンスだけ。やらないとフィルターが黄ばんでしまいます。私がやったので。
機能やスペックを比較するとシャープの方がやはり優勢。ですが、価格差はあまりないのが現状。なぜだと思います?
パナソニックの空気清浄機のデザインはデザイナーに依頼しているから。これだけが理由ではありませんがウエイトは高いはずです。
見た目はほとんどの人がパナソニックを選びます。誰が見てもおしゃれですからね。サイズの大きい家電になるのでインテリアとしても重要視されていきています。
空気清浄機 比較 シャープ・パナソニック
ここからはシャープとパナソニックの比較とともにおすすめの機種を紹介していきます。
シャープ 空気清浄機 KI-LP100
空気清浄 | 46畳 |
加湿空気清浄 | プレハブ洋室26畳、木造和室15.5畳 |
加湿量 | 最大930ml/h |
タンク量 | 約4.3L |
質量 | 約17kg |
サイズ | 幅427奥行き371高さ738cm |
シャープの最上級モデルになります。最上級で価格も高いですが、かなり売れています。
プラズマクラスター適用床面積は23畳になります。イオンの恩恵がしっかり得られるのがこの畳数になるのでこれより大きい部屋にはおすすめしません。
ただ23畳もあれば一般的な家庭のリビングなら問題ないのではないでしょうか?
イオンの濃度がとにかく高いので消臭や静電気の除去はほとんどの人が肌で感じるのではないでしょうか。
ストレスがたまらない、集中力が高くなるはその日の状態や気分に左右されるのであまり期待はできませんね。
パナソニック全面吸引、シャープは背面吸引になります。実は埃や塵って壁に付着しているのが多いのです。壁にそってイオンを出して無力化して床に落とす。
それを吸い上げて部屋の空気を綺麗に。
吸い上げたチリやホコリは全部自動でお掃除してくれるので、やることは加湿のタンクに水を入れるだけ。
タンクも容量も大きいので注水する頻度も少ないです。
空気清浄機の前に臭いのついたカーペットやソファーがあればもちろん、綺麗にしてくれます。衣類の生乾きの乾燥にも最適です。
人感、ホコリ、ニオイ、湿度、温度、照度の6つのセンサーで徹底的に部屋の状態を管理してくれます。
人が不在の時にしっかり効果が得られるように不在時にハイパワー運転をして人が戻ったら快適な空間を演出してくれる粋なやつなんです。
本体の質量が結構ありますが、キャスターが搭載されているので移動が簡単。また固定したい場合はストッパーも搭載されています。
シャープ 空気清浄機 KI-LS70 KI-LS50
空気清浄 | 31畳 |
加湿空気清浄 | プレハブ洋室18畳、木造和室11畳 |
加湿量 | 最大630ml/h |
タンク量 | 約3.0L |
質量 | 約10kg |
サイズ | 幅370奥行き293高さ660cm |
この2機種がシャープの中では毎年売れ筋機種になっています。やはり価格とスペックのバランスがしっかりとれているからですね。
プラズマクラスターが25000にダウン
6つのセンサーの1つ、人感センサーが非搭載
フィルターの自動お掃除機能が非搭載
イオンの濃度が違うので空気の浄化や除電、消臭など時間はかかりますが効果はしっかり出ます。
急いで効果を求める場合はやはりNEXTがおすすめになります。
ストレスが溜まりにくい、集中力を維持しやすい環境というのがあまり期待できないので個人的には25000でも問題ないのかなと感じます。
スピードの差が大きな差になると思ってください。
KI-LP100は人感センサーが搭載しているので不在時にパワフルな運転をする効果実感モードが搭載しています。
でも絶対に必要な機能ではありません。特に必要に感じていない方ならこの機種でも問題ありません。
自動お掃除はついていないので掃除機で自分で手入れする必要があります。でも掃除機をかける時に一緒にやれば特に面倒になることもないのかなと。
しかもフィルターを外さずに掃除ができるので実は楽チンです。
それでも自動で掃除機能があれば助かるんだよなーという方もいるはず。でもNEXTまでのイオンや予算が高くない方にはこちら。
シャープ 空気清浄機 KI-LX75
空気清浄 | 23畳 |
加湿空気清浄 | プレハブ洋室15畳、木造和室9畳 |
加湿量 | 最大550ml/h |
タンク量 | 約2.5L |
質量 | 約8.9kg |
サイズ | 幅345奥行き262高さ631cm |
この機種が僕がみなさんに1番推奨したいモデルになります。
NEXTではなく25000になりますが、自動お掃除が搭載しています。センサーは人感センサーはありませんが効果実感モードは搭載。
対応畳数もラインナップの中では大きく、価格もNEXTじゃない分お買い得です。
加湿のタンクもKI-HS50と比較して1L多い4.0Lで加湿量も多くなります。湿度が上がらない時は強モードで湿度をあげます。
でも強モードはタンクの水の減るスピードも早くなります。何度も給水するより初めから大きいタンクのモデル購入した方がいいですよね。
シャープ 空気清浄機 KC-L50
空気清浄 | 23畳 |
加湿空気清浄 | プレハブ洋室14畳、木造和室8.5畳 |
加湿量 | 最大500ml/h |
タンク量 | 約2.5L |
質量 | 約7.7kg |
サイズ | 幅405奥行き316高さ666cm |
ベーシックモデルになるので畳数の少ない部屋に適した機種になります。
プラズマクラスター7000になるのでフェイスケア、付着している菌の浄化ができません。浮遊している菌は浄化できます。
消臭は対応していますが、僕はあまり効果を感じません。
基本的には寝室や子供部屋に丁度いいサイズですが、ニオイが気になる場合はやはり25000の機種の方がいいです。
次はパナソニックの機種を解説していきます。
パナソニック 空気清浄機 F-VXS90 F-VXS70
空気清浄 | 40畳 |
加湿空気清浄 | プレハブ洋室24畳、木造和室15畳 |
加湿量 | 最大870ml/h |
タンク量 | 約4.0L |
質量 | 約11.8kg |
サイズ | 幅398奥行き268高さ640cm |
空気清浄 | 31畳 |
加湿空気清浄 | プレハブ洋室19畳、木造和室12畳 |
加湿量 | 最大700ml/h |
タンク量 | 約3.2L |
質量 | 約10.2kg |
サイズ | 幅398奥行き268高さ640cm |
よくモデルルームやお店で設置しているのを良く見ます。
F-VXS90のカラーは木目調とホワイトの2色、F-VXS70は木目調、ホワイト、ブラックの3色になります。
お店でもかなりの比率で木目調ばかりが売れています。これリビングにあったら初めて見た人はビビりますよ!
機能のお話。最上級でビジュアルは一緒。じゃあ何が違うの?
2つあります。まずは加湿量です。870ml/hに対し700ml/hになります。対応畳数が違うので当然差が出るので当然ですけどね。
もう1つは湿度サイン。F-VXS90は1%単位のデジタル表示をしてくれますが、下位機種はありません。
2機種ともセンサーはハウスダスト、ニオイ、ひと、湿度、照度センサーが搭載。最上位機種だけじゃなく2番目の機種と同じというのがポイント。
買う時の洗濯の幅が増えますので選ぶ時に予算の節約にもなります。
パナソニックの時に推しているのは花粉。
ハウスダストやホコリや花粉って床上30cmに溜まります。全面からのパワフルな吸引ができるのでペットを飼っている方や小さなお子様がいる方に最低な空気清浄機になります。
また考え方次第ですが、ソファに座らないでカーペットの上に座る方にも恩恵はありそうですね。
ハウスダストセンサーが本体の下部に設置しているのでしっかり認識ができます。少し人が動くだけでハイパワーで稼働しますよ。
加湿のお話になると、パナソニックの空気清浄機を使用して実際にタンクにぬめりやカビ、ニオイが気になったことがありません。
やはりイオン除菌、防カビユニットが活躍している証拠です。
パナソニック 空気清浄機 F-VXS55 F-VXS40
空気清浄 | 25畳 |
加湿空気清浄 | プレハブ洋室14畳、木造和室8.5畳 |
加湿量 | 最大500ml/h |
タンク量 | 約2.3L |
質量 | 約8.3kg |
サイズ | 幅360奥行き230高さ560cm |
空気清浄 | 18畳 |
加湿空気清浄 | プレハブ洋室10畳、木造和室6畳 |
加湿量 | 最大350ml/h |
タンク量 | 約1.6L |
質量 | 約7.2kg |
サイズ | 幅330奥行き250高さ590cm |
個人的にはナノイーはプラズマクラスター7000よりも効果は薄い印象です。この2機種は基本的には寝室や子供部屋に最適なモデルになります。
部屋のニオイを消すというよりホコリやチリ、ハウスダストをしっかりキャッチする空気清浄をメインで考えている方に最適なモデルになります。
加湿量は決して多くなく、タンクも小さいので湿度の低い時期には何度も給水する可能性が高いです。
とくに寝室や子供部屋に設置をすると水道から遠ざかってしまうので余計に面倒に感じます。寝室で使用している僕が言うので間違いありません。
1つ注意があるとすれば、F-VXP40は集じんフィルターと脱臭フィルターが一体になっています。便利ですが、寿命が短いのです。
通常フィルターは寿命が10年ですが、このフィルターは5年です。この機種だけはあまりおすすめできません。
タンクも1.6Lとかなり小さいです。気をつけて購入しましょう。
まとめ
長くなってしまい申し訳ございません。カタログに掲載されていない点などを紹介したつもりです。
- 空気清浄機は加湿つきのモデルを購入すること
- 加湿の対応畳数と部屋の畳数が同じかそれ以上の機種にする
- 消臭ならシャープ、花粉ならパナソニック、空気清浄は互角
- イオンの濃度が高い方が消臭などの効果がぐっと上がる
- 加湿フィルターはメンテが楽なのはパナ、加湿効果が高いのはシャープ
こんなとこですかね。参考になれば嬉しいです。
次回は大手2社以外にも優秀な空気清浄機の紹介をしていきます。
ではまた。