いらっしゃいませ、家電の虎です。いつもご視聴ありがとうございます!
- 皆さん縦型洗濯機どこのメーカー?
- 最近は機能が増えて各社結構な差が
- 春に買うのが特にお買い得だよ!
4月になったら最も狙って欲しいのが縦型洗濯機!毎年6月に登場するので、各メーカーで生産終了が増えてくるでしょう。
年間で1番安いと言っても過言ではありませんので新しく購入予定のある方はぜひご覧ください。
先に言っておきますが今の時期に安いのはインバーター搭載している7kg以上が対象になりますのでよろしくお願いします。
縦型洗濯機の選び方
まずはメーカー別の比較の前に最低限しておいて欲しいことをいくつかお伝えします。
乾燥機能
1つめは乾燥機能についてです。縦型洗濯機は乾燥機能ありとなしのモデルに分類されます。
乾燥ありは洗濯乾燥機、乾燥なしは全自動洗濯機と呼ばれています。まずは乾燥が必要か否かを絞るだけで機種の選定は早まります。
乾燥といってもドラム式のような60度前後の温風で衣類を乾かすわけではありません。
縦型の洗濯機はヒーター乾燥という90度から100度の熱風で乾燥になるのです。つまり衣類の縮みや痛みが出てしまうというわけですね。
しかもシワだらけで乾燥ムラも多いので正直、あまりおすすめはしていません。
これが嫌な人は乾燥なしの全自動洗濯機にするか、乾燥がしっかりしているドラム式にするという形になります。
洗濯容量
では次2つめ、容量ですね。これねー正直、家電量販店に文句を言いたいんですよね。
だいたいどのこのお店行っても洗濯機の容量の目安って家族人数×1.5kg+αってよく案内しているポスターとかあるんですよね。
でもこれだと3人なら4.5kg+α、4人なら6kg+αになるんですよね。
こんなん絶対足りないです!
僕これでも毎日、洗濯機は売ってますけど、だいたい4人家族の方なら8~10kgのモデルを購入されています。5人家族以上であれば10~12kがよく売れていますね。
みなさん基本的に大きめのサイズを購入されています。
毛布やタオルケットなどを洗うなら絶対に大きめの方がいいですし、小さいサイズでぎゅうぎゅうに衣類を洗濯機に入れても、いざ洗濯中に回っていない可能性もあるんです。
これだと汚れが取れにくい、取れないなんてことも珍しくありません。
個人的には家族で使用する場合は8kg以上が推奨になります。ただサイズが大きくて搬入が難しい場合は7kgになりますね。
実は7kgと8kgで本体のサイズが大きく変わりますので。覚えておいてください。
機能
3つめは、搭載されている機能で選ぶですね。
一般的にはここ数年でだいぶ定着している洗剤•柔軟剤の自動投入、多様な洗濯コース、
清潔性、静音性などで選んでいだくとかなり機種を絞れるのではないでしょうか?
縦型洗濯機 大手メーカー別の特徴
選ぶときのポイントを押さえたところで次はメーカー別の特徴をお伝えしていきましょう。
日立 縦型洗濯機の特徴
1つめは日立から行きましょうか。
日立は僕が家電量販店に入社してからずっと上位にいる国内最高峰の洗濯機メーカーではないでしょうか?ビートウォッシュって聞けばみなさん聞いたこともあるのではないでしょうか?
頑固な汚れをしっかり落としてくれるナイアガラビート洗浄や衣類の汚れ具合で洗濯時間を調整するAIお洗濯など、とにかくユーザー自身が細かく設定をしなくてもいいので楽ちんなメーカーです。
また9kg以上のモデルから機能が増えてきますね。洗剤•柔軟剤の自動投入などがですね。
あと個人的におすすめ機能は洗濯槽のお掃除を綺麗な水で洗浄してくれるところですね。他社だと脱水するときの水で洗うのでどっちが綺麗かは一目瞭然かと思います。
あえて気になる点があるとすれば洗剤と柔軟剤の投入の場所が別々なところですかね。
パナソニックや東芝なんかだと洗剤と柔軟剤のケースが一緒なので分かりやすいんです。
ただ基本的に機能は素晴らしいの一言なので迷っている人は日立は検討する価値あります!
その中でもおすすめはまず7kgモデルだとBW-G70Hになります。
サイズ 7kg
質量 約32kg
運転音 洗い34dB脱水40dB
設置可能な防水パンサイズ 530mm以上
サイズ 幅530mm奥行き586mm高さ980mm
7kgでインバーター搭載で1番低価格なモデルになります。
日立は東芝やシャープと比較をすると少し価格は高めですがこのモデルは外観や機能をシンプルにしているので低価格を実現でいているモデルになります。
- 初めてインバーター搭載モデルを探している
- とりあえず大手のメーカーが安心だと思う人
- 予算がなく少しでも予算を抑えたい人
このあたりの方におすすめになります!
それと8kならダントツ人気のBW-V80Hですかね。もう毎年このシリーズ売れすぎってくらい人気のモデルになります。
サイズ 8kg
質量 約40kg
運転音 洗い32dB脱水38dB
設置可能な防水パンサイズ 530mm以上
サイズ 幅570mm奥行き610mm高さ1,000mm
洗濯と脱水がとにかく評判いいこちらのモデル。それと運転音が数値と比べて静音性が高いとお客様から言われることが多いですね。
- 日立の信頼感、ビートウォッシュの安定感に期待
- 洗浄力、操作性、静音性とバランスがとれたのが欲しい
- 脱水後の衣類の絡みにうんざりしていや人
におすすめできるモデルかなと思います。あとですね、補足なんですが奥行きに余裕があるのであれば1個サイズアップで9kgのBW-X90Hも候補に入れてみてはいかがでしょうか?
このモデルなら洗剤•柔軟剤の自動投入機能が搭載されるので毎回の計測が不要になります。
参考にしてください。
パナソニック 縦型洗濯機の特徴
では次のメーカーいきましょう。2つめがパナソニック。パナソニックの洗濯機はやはり一言で言うと個性、独創性のあるメーカーかなと。
まず他社との決定的な違いは操作パネルの位置ですよね。日立や東芝は操作パネルが手前に配置していますが、パナソニックは1番奥に配置しているんですよね。
これで蓋を開けた時に他社と比較をすると圧倒的に衣類の投入口が広いんです。広すぎます。
これにより洗濯物を入れる時、脱水が終わって衣類を出す時も広いのでとても扱いやすいんです。
そして、天板なんですがなんと透明なんですよ。
だから何だよって思う人もいるかもしれませんが、お店にいらっしゃるお客様からは透明だと衣類がちゃんと回ってるか確認ができるとか特に何もないけどぼーっとすっと見ていると言う意見が多かったです。
また清潔性の部分はパナソニックは小さな錠剤を洗剤ケースのところにセットして衣類やタオルなどのニオイの原因をしっかり除菌してくれる次亜除菌機能を搭載。
また乾燥機能ありの洗濯乾燥機になると10kg以上と乾燥なしの11kg、12kgモデルには『スマホで洗濯』というスマホでアプリをダウンロードして自宅の外から運転、予約ができます。
家にいる時間が少ない家庭にはありがたい機能ですよね。
そんなパナソニックのおすすめを2つご紹介させていただきます。
1個目は10kgモデルのNA-FA10K1になります。
サイズ 10kg
質量 約45kg
運転音 洗い32dB脱水39dB
設置可能な防水パンサイズ 540mm以上
サイズ 幅554mm奥行き635mm高さ1,071mm
10kgの中では1番売れているといってもいいモデルではないでしょうか。
大型サイズになりますので先ほどご紹介をした操作パネルを奥に配置してい手前が広いので他メーカーと比べるとお客様から相当の差があるので、これを紹介しただけでこれにします!って言うお客様もいますからね。
あとは洗剤、柔軟剤の自動投入機能や天板が透明で見やすい、糸くずフィルターが全メーカーで1番でかいなど目で見て魅力的な多いのでお店にいらっしゃるお客様からは好評です。
気になる洗浄力も問題ないですし、脱水時の衣類ほぐしもしっかりしているので衣類の出す時が以前より負担が減ったとも言われますね。
ここで補足なんですが日立は洗剤•柔軟剤の自動投入は9kgからなんですがパナソニックは8kgから販売しています。
8kgで自動投入を探している人はパナソニック検討してみてはいかがでしょうか?
- 衣類のニオイをしっかり取りたい人
- 毎日使うから操作性が高いのを探している
- 金額は高くても満足できるモデルが欲しい人
こんな方におすすめなのがパナソニックかなと思います。
そしてもう1つおすすめなのが12kgのモデル。NA-FA12V1になります。
サイズ 12kg
質量 約55kg
運転音 洗い37dB脱水39dB
設置可能な防水パンサイズ 540mm以上
サイズ 幅600mm奥行き694mm高さ1,086mm
このモデルの最大の特徴は温水洗浄機能を搭載した唯一の乾燥機能がない全自動洗濯機なんです!
乾燥ありの洗濯乾燥機なら温水洗浄搭載はありますが乾燥なしのモデルだとこの機種だけになります。
これにより泥汚れや油汚れなど落ちにくいモデルも綺麗になります。
縦型最大容量のモデルなので機能は全部入りになっています。んで、どんなお客様が購入しているかというと、5人家族以上のお客様やドラム式から縦型に買い替えするお客様が多いですかね。
たまにいらっしゃいますがドラム式買ったけど洗浄力が微妙だったから縦型に戻すとなると同じ容量の10kg以上を検討するからかなと。
あとは投入口の広さがやはりインパクトありますね。業界最大の横幅437mm、奥行き340mmと超絶広いです。東芝さんと比較すると雲泥の差です。
これは1度お店で見て欲しいですね。
東芝 縦型洗濯機の特徴
では次3つめ、東芝になります。
東芝の大きな特徴は低振動•低騒音の設計になります。他社より静かなので集合住宅にお住まいの方や早朝や夜中に洗濯をする家庭におすすめになります。
そして東芝はパナソニックや日立と比較して価格は本当にお買い得です。
同じサイズでも1万円以上安いこともあります。
洗浄力は目に見えない泡で洗浄をするウルトラファインバブル洗浄のおかげでお客様から評判が良いです。
ただ、風呂水ポンプを使用した場合は対象外なのでご注意ください。
またAG抗菌水も地味に好評です。通常、洗濯機は水道水ですが東芝は本体にAGビーズを搭載していて洗濯時に水道水で溶かして抗菌水にしてくれます。
これにより汗などのニオイや生乾きのニオイの元になる雑菌の抑制をしてくれます。
我が家は東芝のドラム式ですが、少ない衣類の場合は部屋干しをしますが確かに生乾き臭しないですね!抗菌水の力かもしれません。
で個人的に面白いのは東芝、6kgにもインバーター搭載モデルがあるんですよね。
型番はAW-6DH2になります。興味のある方はチェックしてみてください。
他社は7kgからですが、東芝なら1人暮らしの方でもインバーターが購入できるよう6kgも販売しているのはすごくポイント高いですね。
あとは東芝といえばやはり外観ですね。
縦型洗濯機では珍しいブラウンのモデルがあります。10kgからですが結構足を止めて見入っている人多いですね。結構かっこいいですので機会があったら見てみてください。
おすすめモデルご紹介していきます。
10kgのモデルでAW-10DP2という機種になります。乾燥なしのモデルになります。
サイズ 10kg
質量 約48kg
運転音 洗い29dB脱水37dB
設置可能な防水パンサイズ 550mm以上
サイズ 幅590mm奥行き642mm高さ986mm
いつもだと価格が安いのが東芝のポイントなんですが、今年は日立やパナソニックと比較してあまり価格差はありません。
なら日立やパナソニックでいいじゃんと思う方もいるかと思います。でも他社にはないポイントもあります。
東芝の10kg以上のモデルには洗濯槽の底にあるプロペラのようなもの、パルセーターっていうんですが、これが衣類と接触して傷まないようにおしゃれ着トレーという物が付属になっています。
これを洗濯槽の中にセットすることでドライマークの衣類の洗濯なども可能になります。
勢いのある水流で押し洗いする形になるので他社にはない機能ですね。
ただ他社でも、衣類を傷めないコースはありますので。
そして外観のブラウンがとても目立ちますね。2色あってブラウンとホワイトになります。
- 大容量で集合住宅で使用したい人
- おしゃれな外観で中身もしっかりしている
- 衣類のニオイに敏感な人
このあたりに該当する方におすすめのモデルではないでしょうか?
シャープ 縦型洗濯機の特徴
では次、シャープになります。
シャープの最大の特徴といえばやはり穴なし洗濯槽になります。これ、どんなメリットがあるのかというと
- 穴がないから黒カビの防止になる
- 穴がないから他社より節水になる
- プラズマクラスターでカビ菌の抑制
この3つが最大のポイントになりますね。洗濯槽のメンテナンスをしなくて済むのが欲しいと言われますがシャープもメンテナンスは必要になります。
ただ他社より黒カビが発生しにくいという認識でお願いします。
でもどうして他社は穴なし洗濯槽を採用しないか気になりますよね?
いろんなメーカーに聞くといろんな意見があって、特許だから真似できない!とか穴なしは洗浄力が落ちるから他社は真似をしないということをよく言われます。
でもシャープの洗濯機を使用しているお客様からは汚れちゃんと落ちてると言われるのでこれは難しいところです。
ただ僕個人の意見はやはり穴なし洗濯槽よりは穴が空いた洗濯槽の方が洗浄液が絶対に循環するので汚れは落ちるかなと感じています。
あと大きな特徴もう1つありまして、乾燥ありの洗濯乾燥機にうち蓋が搭載していない点は大きいですね。
他社だと毎回天板の蓋を開けてさらにうち蓋を開けるので面倒なんですよね。
そんなシャープですがおすすめ機種はこちらになります!
洗濯乾燥機ES-TX8Gになります。
サイズ 洗濯8kg 乾燥4.5kg
質量 約44kg
運転音 洗い35dB脱水38dB 乾燥46dB
設置可能な防水パンサイズ 550mm以上
サイズ 幅555mm奥行き650mm高さ1,025mm
洗濯乾燥機でこの価格は安すぎと言っても過言ではないくらいお買い得かなと思えるモデルです。
乾燥なしのモデルと変わらないですからね。これなら乾燥いらないと言うお客様も買っていくこともありますからね。
実際にこのモデルを買ったお客様から乾燥を聞いたことりますけど、洗浄力は問題はないです。ただ泥汚れはもう少し頑張って欲しい。
乾燥に関してはそこまで期待はしていなかったけど意外と乾いて驚いたとのことでした。
価格が価格なので不満はないというのが大きかったようです。ただ残念な点もあります。
糸くずネットが今どき虫取り網みたいなやつだからすぐボロボロになることです。これは穴なし洗濯槽だとこの形状じゃないとゴミがしっかり取れないからだそうです。
だからしばらくは糸くずネットは改善することはなさそうです。
- 価格最優先で乾燥機能あれば有難い
- 水道代が気になっていて安く済ませたい
- 特に泥汚れ、油汚れが我が家にはない人
このあたりがおすすめの世帯ではないでしょうか?
アクア 縦型洗濯機の特徴
では最後、ここ数年ぐんぐん伸びているアクアになります。
先に言っちゃいますが、アクアの洗濯機はとにかく問い合わせが多いです。故障、トラブル、メーカーの対応などとにかく他社より多いです。
でもそれでも年が経つにつれて販売台数は増えているそうです。ではどうして売れているか?
やはり価格ですよね。今回ご紹介するメーカーの中で1番安いかなと感じています。
最大で14kgという超大型サイズをラインナップにし、価格は他社の10kgモデルと同等なんです。これなら確かに売れるはずです。
また、パナソニックと同様に天板は透明なので衣類の状態確認も容易ですし、洗剤•柔軟剤の自動投入モデルも豊富。
あとは襟、袖がよく汚れる人にありがたい機能があって、超音波で部分的に洗浄してくれる機能もあるのでワイシャツや白いシャツを着る人に人気の機能もあります。
このように価格は安いけど、操作性が高く、消費者のニーズに応えているから売れているのがアクアなんです。
そんなアクアで1番の売れ筋は7kgモデルでAQW-V7Nになります。
サイズ 7kg
質量 約35kg
運転音 洗い35dB脱水38dB
設置可能な防水パンサイズ 540mm以上
サイズ 幅520mm奥行き540mm高さ980mm
シンプルイズベストという言葉がピッタリの商品かなと思います。
操作パネルは全面に配置して天板は透明なので中身は確認しやすい。洗浄力は特に問題がなく価格がとにかく魅力的。
初めてインバーター搭載モデルにしようかなと思っている人にもいいかもしれませんね。
ただアクアの縦型でよくお客様から言われるのは『脱水が弱い』
とにかく多い問い合わせナンバー1かと思います。
ここだけ気にしないよという方ならありかもしれません。あと東芝みたいに結構静かとはよく言われます。
ただ、これはアクアはうるさいだろうと思っていた人が使ってみたら静かだったというパターンが多い印象です。
なんとなく接客していて感じるのは初めからアクアに絶大な期待を寄せているお客様が少ない感じがするんですよね。
だからガッカリ感が他社より少ないのかなと個人的に分析しております。
まとめ
では最後まとめです!
今回は縦型洗濯機の選び方と各メーカーの特徴やおすすめモデルをご紹介させていただきました。
とにかく大事なのは乾燥機能が必要かどうか、容量はどのくらいか家族人数で計算をする。
使ってみたい機能などで探すとかなり機種は絞れるはずです。
縦型洗濯機選びの参考になれば幸いです。
本日はここまでになります。
ご視聴ありがとうございました。
次回のご来店お待ちしております。