12kg縦型・ドラム式洗濯機を徹底比較2021選び方と人気機種を紹介!

ドラム式が売れているからという理由もあるが、ここ数年は容量が大型化が進み最大容量の12kgが人気になっている。でも人気だからといってどの家族にもおすすめできるサイズではない。

でもこの記事をご覧になった人は少なからず12kgというサイズに興味がある人のはず。

今回は12kgサイズはどんな家族構成の世帯が購入しているか、本当に必要な容量か、おすすめの12kgモデルを縦型とドラム式をそれぞれで紹介していこう。

先に言っておくが大きい方が絶対にいいよ。本当に。家電量販店の店員の私が保証する(偉そうに言いやがって)ので。

12kgサイズは何人家族用?本当に必要?

まずは12kgという容量がどんな世帯の家族が購入するのか、本当に必要なのか、どのくらいの容量が洗えるかなど紹介していこう。

どんな家族構成の世帯が買うの?

実際、私も驚いたことからお伝えしていこう。そしてあなたも気になるはずだ。

私が実際に接客をして販売をしたお客様は同僚の店員に聞いてみた件数での紹介はなるが参考になるはずだ。

1番多かったのが4人家族。理由はやはり子供が大きくなるから初めから大型が欲しいという理由とドラム式より安い縦型でも12kgが登場したことが大きな理由だった。

夫・妻・子供2人で4人家族、祖父・祖母・夫・妻の4人家族、母・子供3人の4人家族という世帯が多いかなと。結局のところ容量が増えると洗濯回数が減るので家事の負担が減るという部分がポイント。

価格は容量が増えれば確かに上がってしまうが、それでも売れるのは時間の短縮につなげたい、電気代・水道代の節約にしたいという考えがあるからなのだ。

これから検討しているあなたはどうだろうか?

実際12kgは何人の家族まで対応できる?

容量の計算式のおおよそは1人1.5kgという目安が存在する。4人家族なら2日に1回の使用で済むということになる。ということは3人家族や2人家族の世帯でも週末にまとめ洗いができるという提案も可能になるのだ。

私たち店員も大きい方がいいっすよなんて安易な説明はしない。12kgにすることにより生活がこんな風に変化しますという提案型の接客になっているのだ。

話は戻るが8人家族までなら1日で洗濯が可能になるという計算になるのだ。大家族でも対応できるし、2人だけの夫婦でも売れるのはやはり楽ができるという点が大きいのではないだろうか。

家族人数が少なくてもメリットはいくつもあるので大きいのはおすすめだ。

毛布はどのくらい洗えるの?

これもよく聞かれる質問だ。

シングルの薄手の毛布なら4枚、ダブルのサイズなら2枚はいけるというのが答えだ。これができるだけでクリーニング代の節約になるはずだ。

つまり4人家族でそれぞれがシングルサイズの毛布なら1度で洗浄が可能になるのだ。

  • 1度に大量の洗濯ができ、2回に分けて洗濯をする必要がなくなる
  • 自宅の洗濯機で洗えなかった毛布が簡単に洗える
  • 1度に大量の洗濯ができ節電・節水が可能になる
  • 忙しい平日は洗濯をせず、週末にまとめ洗いができる
  • ドラム式洗濯機と同じ容量の縦型が欲しい

まとめるとこんな悩みやこれはいいなと感じた項目があれば12kgモデルの購入を検討してみてはいかがだろうか。

次は12kgの選び方を紹介していこう。次である程度、購入する機種は絞られていくはずだ。

 

12kg洗濯機の選び方

12kgの洗濯機と言っても種類がいくつかあるし機能もさまざま。そこでまずはどうやって機種を選定していくか簡単な選び方やポイントをお伝えしよう。

洗浄力

洗浄力というのは最も大事なポイント。各メーカーで様々な洗浄があるが今年のモデルで注目してもらいたいのは『温水洗浄』である。

温水洗浄があるのとないとでは大きく洗浄力が変わってくる。

風呂水ポンプを使用して温かいお湯で洗濯をする人は問題ないが、入浴剤を入れる人は色移りが気になって使用しない人もいるかと。また、風呂水は人の皮脂も含まれているので、正直あまりおすすめしない。

洗濯機で温水が作れるメーカーがあれば、ぜひ利用してもらいたい。

温水が搭載していない洗濯機の場合は洗剤をいかに生かすかがポイント。最近の洗濯機は洗剤を液体か粉末か見分けたり水の硬度なども把握できるものが増えているのです。

乾燥

乾燥機能というと縦型の場合は洗濯乾燥機になる。12kgのモデルでも乾燥がそもそも搭載していない機種もあるのでご注意を。

乾燥機能に関しては乾燥前に衣類に付着したダニを除去する機能も登場。ただ乾かすだけじゃなく目に見えないところまで気をつかってくれる。

乾燥方式はヒーター乾燥なので毎日使用する場合は衣類の痛みや縮みを常に確認することを推奨。

投入口

12kgという大型サイズなので沢山の衣類の洗濯が1度に行える。ただ1度に多くの洗濯ができるなら操作性も重要なポイント。

まず衣類の出し入れを行う投入口。これはやはり大型化が進んでいるが、メーカーによって特徴がそれぞれ。

横幅を大きくして広く見せる、投入口を四角ではなくサークル(円形)にする、横幅は設置が困らないように10kg前後と同サイズにしてより深さをアピールなど。

設置する幅に問題がなければ大きい本体サイズの方が使い勝手は格段に良くなるだろう。

そして投入口と同時に知っておいて欲しいのは洗剤の投入口。これも各メーカーによって位置が違うので実際に見る価値はあり。

洗濯槽自動お掃除

大型の洗濯機は小さい洗濯機よりも洗濯槽の汚れは多く付着します。定期的なメンテナンスが必要。

だがメーカーによって洗浄する時に使用する水が違ってくる。脱水する時に発生する水、洗濯がすべて終わったあとに水道水で洗濯をするということもできる。

この2つに分類。とうぜん後者が衛生的に決まっている。そしてこの水道水で洗浄をするのが日立になる。

ただ、前者の脱水する時の水で洗浄すると汚れがつきやすいというわけではない。イオンや温風で乾燥させてカビ防止などの機能もあるのでご安心を。

本体サイズ

そもそも自宅に搬入ができなければどんなに高機能でも意味がない。まずは自宅の洗面所に設置できる幅と奥行き、玄関から洗面所までの搬入経路を確保できるかのチェックをしよう。

次は1番肝心な各メーカーの特徴や機能をご紹介。ここが1番大事よ。

 

12kg洗濯機 縦型を徹底比較2020

まずは縦型から紹介していこう。縦型は乾燥なしと乾燥ありが存在するがせっかくなのでどっちも紹介していこう。

東芝 ZABOON AW-12XD9

洗浄力 ウルトラファインバブル洗浄
乾燥 なし
設置可能防水パン 奥行内寸550mm以上
サイズ 横637×奥行き609×高さ1,051mm

先に言っておくが東芝は乾燥つきの縦型は発売していない。今後どうなるか分からないが今は乾燥なしだけだ。

気になる機能としては、まず洗剤の力を最大限に生かすウルトラファインバブル洗浄だ。この洗浄で水温が低い時期でも夏同様の洗浄力を発揮できる。

ちなみにドラム式なら温水洗浄が搭載しているからさらにパワーアップしている。

また東芝は静音設計というのも人気のポイントだ。集合住宅に住んでいる世帯や、朝早くや夜中に洗浄をする場合におすすめになるはずだ。

付属品でおしゃれ着トレーというのがあるのだが洗濯槽の底のパルセーターに衣類がぶつかって痛みを抑えてくれる板がとても便利。これで痛みやすい衣類や今までクリーニング屋にお願いしたものが自宅で洗えるのだ。

そして見た目。ここまでブラウンなのは東芝だけ。お店に展示して一際目立つからお客様もびっくり。

そこへ私がお声がけをして成約。なんてできれば最高だわ。

日立 ビートウォッシュ BW-DX120G

洗浄力 ナイアガラビート洗浄
乾燥 6kg
設置可能防水パン 奥行内寸540mm以上
サイズ 横650×奥行き715×高さ1,060mm

日立は乾燥なしのモデルは10kgまでだが乾燥ありが2機種ある。これは最強の方。

スマホと連動でアプリで操作ができる、AI搭載で汚れをしっかりチェック、洗剤・柔軟剤の自動投入機能で毎回の計量が不要にと便利な機能ばかり。

もともと日立は洗浄力が高いから売れ筋メーカーにはなっているのに更にこんなすげえ機能ついたら最強だよね。

洗剤の力を発揮できるナイアガラビート洗浄や洗濯後の洗濯槽に自動おそうじや洗濯槽が深くないから女性に優しい設計と操作性も文句なし。

あえて1つ気になることは投入口。どうしても他メーカーと比較をしてしまうのだが少し狭い感じがする。1番投入口が広いのはパナソニックの乾燥なしモデル。

あれは1度見たら絶対しゅげえええってなるのは間違いない。

洗浄力 温水泡洗浄W
乾燥 6kg
設置可能防水パン 奥行内寸540mm以上
サイズ 横643×奥行き672×高さ1,073mm

最後は大御所パナソニックだ。パナソニックの12kgは縦型で唯一の温水洗浄が搭載という点が最大の特徴だ。日立は温水ミスト、東芝は温水洗浄はドラム式のみと圧倒的優位にたつのだ。

正直、温水洗浄ができるという説明をするとほとんどの人がパナソニックに傾くのだ。洗浄力はまず1番の購入するための要素になる。

操作性も高く、蓋2枚が透明だから洗浄中の状況の確認ができたり、洗剤と柔軟剤のケースが一体方で使いやすい。そして投入口がサークル状になっているから四角の投入口よりも広い。

操作パネルはメーカー唯一の上部に配置することにより手前がすっきりしているから衣類の出し入れが簡単。

今回追加された機能が温水40℃毛布コース、糸くずフィルターが新形状、洗濯槽の洗浄サイン、サッと槽すすぎコース追加になっている。

今年も間違いなく売れる12kgかなと。

パナソニック 温水泡洗浄 NA-FA120V4

洗浄力 温水泡洗浄W
乾燥 6kg
設置可能防水パン 奥行内寸540mm以上
サイズ 横643×奥行き672×高さ1,056mm

なぜこの機種を最後に紹介をしたか。乾燥なしにはなるが、1番売れている12kgで個人的にもおすすめしたランキング断トツの1位だからだ。

基本的な機能は乾燥ありのNA-FW120V2と同様で温水洗浄が搭載。乾燥なしで温水洗浄があるのはこの機種のみだ。ここが最大のポイント。

そして乾燥がないということは内蓋がない。内蓋がないからサークル状の投入口がとんでもないくらい広い。ここも実際に見てもらったら絶対ビビる。なんとダブルの毛布2枚が簡単に投入可能だ。

洗濯槽の自動おそうじと同時にナノイーで菌の抑制もでき衛生的だ。

洗浄力、操作性、デザイン、価格すべてに対し皆さんに自信をもっておすすめできるモデルだ。

次はドラム式を紹介していこう。ドラム式は乾燥を普段からよく使用するなら金額が高くてもおすすめだ。

12kg洗濯機 ドラム式を徹底比較2021

ドラム式は日立と東芝。パナソニックとシャープは11kgまでになっている。

日立 ビッグドラム BD-NX120F

洗浄力 ナイアガラ洗浄
乾燥 6kg
設置可能防水パン 奥行内寸540mm以上
サイズ 横735×奥行き620×高さ1,070mm

日立、渾身の最上級グレードになるのがこの機種。洗剤・柔軟剤の自動投入、スマホ連動機能、AI搭載など機能が盛り沢山。

肝心の操作性は洗濯槽の自動おそうじ、大風量の乾燥を行う風アイロン、洗濯から乾燥のスピードが約95分、温風で衣類の加熱でダニ対策、温水ミストで頑固な汚れがしっかり落とせるなど文句なしの内容になっている。

洗濯槽の中のドラムの直径が大きいからたたき洗いには最適なのだ。ただ本体の横幅がかなりあるので購入前にサイズの確認は必須だ。

どうしても入らない場合は11kgのBD-SX110FLがおすすめになるだろう。

洗浄力 ナイアガラ洗浄
乾燥 6kg
設置可能防水パン 奥行内寸540mm以上
サイズ 横735×奥行き620×高さ1,070mm

ドラム式は金額が高い。だから日立はシンプルで大容量12kgというモデルもあるのでご安心を。

洗剤・柔軟剤の自動投入とスマホ連携機能がないので価格がお買い得になっている。洗浄力はAIがBD-NX120ELと同様のものが搭載しているので同じだから安心していただきたい。

洗剤や柔軟剤は毎回いろんなものを使用したい、スマホ使用しないからという人はこの機種で絶対に問題なし!

洗浄力 温水ウルトラファインバブル洗浄
乾燥 7kg
設置可能防水パン 奥行内寸540mm以上
サイズ 横735×奥行き620×高さ1,070mm

なぜこの機種を最後にお伝えしたか?

私が最も欲しい機種であり、みなさんに、ぜひ買っていただきたいモデルだからだ。パナソニックの最上位機種と比較をする人がいるが、悩んでいるならこちらを検討してみてはいかがだろうか?

ドラム式といえば乾燥が最大のポイント。その乾燥が業界最大の7kg対応している唯一のモデル。日立の12kgでも乾燥は6kgまでだから大きなアドバンテージ。

そして東芝の乾燥が意外にも評判が良い。乾燥後の衣類を確認をすると他社と比較をしても仕上がりの状態がとにかく良いのだ。乾燥スピードも早いのもおすすめポイントだ。

洗濯は縦型と同様にウルトラファインバブル洗浄に温水機能が搭載しているから洗浄力が高くファミリー世帯に大人気だ。さらに水道水ではなく抗菌水で洗濯をするのが嬉しいところ。

抗菌水だから汗のニオイ防止や菌の抑制の効果もあるのだ。

そして他メーカーと同様で洗剤・柔軟剤の自動投入機能、スマホ連携が可能だから操作性がいいのだ。

最後に伝えたいことは価格だ。

とにかく安い。洗浄力が高く、乾燥も素晴らしい、使いやすい設計などいいとこばかりで価格がお買い得。東芝は日立やパナソニックと比較をしても圧倒的に安い。

最上位グレードなのに安いから驚くお客様が多いくらいだ。ぜひご検討いただきたい。

まとめ

12kgは機能が豊富だ。まずは縦型にするかドラム式にするかだ。

洗浄力に差は無くなってきてるが乾燥が大きく差が出てくる。これは生活スタイルで判断、予算との相談で決めるのがいいだろう。

洗浄力も乾燥も価格もすべて重視したいなら最後に紹介した機種が最強におすすめだ。

 

【大容量12kg】縦型洗濯機おすすめを比較2019パナ、日立、東芝
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