格安テレビというフレーズはここ数年で一気に知れ渡るようになっていますよね。ヤマダ電機のフナイやハイセンスやドンキで販売しているテレビなど様々。
でも、ハイセンスやフナイよりもコスパが高いであろう商品をゲットしたので皆さんにご紹介したく記事にしてみました!
それがTCLという中国のメーカーの4K液晶テレビ、65C815という最新機種になります。
TCLというテレビのメーカーについて
まずはTCLというメーカーを紹介していきますね。分からないメーカーのテレビを購入する人なんていませんからね。
TCLは中国メーカーで現在、世界テレビ市場で第2位ですが、日本ではまだ有名ではありません。外国ではかなり売れているメーカーさんになります。
近い将来、韓国のサムスンやLGを追い抜いて中国メーカーがトップ3を独占する可能性も高くなってきました。もう中国製だからと馬鹿にはできない時代になっています。
TCLは約3年前から日本で発売しているようですが、ネットで調べるとコスパが高いとか安くてこの機能はすごいと僕もけっこう気になっていたメーカーさんでした。
評判はよく、購入してからのアフターケアは、電話サポートが平日も休日も9:00~18:00 (年末年始除く)まで行っているので安心できるかと思います。
【PR】TCL 65C815のスペックから
まずはスペックを先にご覧ください。
型番 | 65C815 |
チューナー数 | 地上デジタル 2 BS・110度CSデジタル 2 |
VOD機能 | Youtube/Amazon プライムビデオ/NETFLIX/hulu/U-NEXT/AbemaTV等ネット動画サービス |
Dolby Vision | 対応 |
Dolby Atoms | 対応 |
実用最大出力 | 50W |
サイズ(スタンドあり) | W1446 x H934 x D366 |
年間消費電力量 | 300 KWh/年 8,100円 |
個人的に購入の決め手になったのは3つあります!
4Kチューナーが内蔵していない
スペックをご覧になるとお分かりかと思いますが、4Kチューナーは内蔵していません。ただ、4Kには対応しているのでフルHD画質の映像を4K画質にアップコンバートはしてくれます。
BS契約をしていないという世帯にはいいかと思います。またテレビは民放しか見ない人にもおすすめになります。
この価格でDolby Atoms対応
そして僕が特に気になったのがDolby Atomsが対応していることが驚きでした。従来のDolby audioだと平面的な音しか出せなかったのです。
簡単に言うとDolby audioは映画館に前後左右のスピーカーで音を出すのに対しDolby Atomsは天井にもスピーカーを設置して力強い、音が移動するような臨場感を得られるシステムなのです。
国内メーカーの上位モデルには搭載していますが、格安テレビに搭載は珍しいのでここはおすすめポイントですね!
そしてスピーカーの出力が50Wなので普段のテレビでも迫力と透明感がありました。パネル下部にサウンドバーを搭載していて背面にはウーファーが搭載しているのが高音質の理由ですね。
我が家にはソニーの8500シリーズがあるのですが、圧倒的に65C815の方が高音質でした…。重低音も高音も設定次第で細かくチューニングできたのもよかったです。
倍速駆動対応だから動きに強い!
低価格モデルの多くは動きに強くはないリフレッシュレート60Hzですが65C815は120Hzなので動きに強く滑らかな映像を楽しむことができます。
Netflixで映画やアニメを見ても残像感もなく違和感なく楽しめました。民放のテレビも妻と見ていましたが、特におかしな点がありませんでした。
65インチで価格が12万前後でこのスペックは本当に衝撃です。ちなみに55インチの55C815は倍速駆動ではありませんので、ご注意ください。
大型サイズと差別化しているのもいいですね。自然と65インチが売れそうです。
反対に気になるのは電気代くらいですかね。やはり国内メーカーのモデルの方が省エネ性能が高いです。ただ、特別高いというほどではありませんのでそこまで気にするレベルではないかと。
TCL 4K液晶テレビ 65C815のレビュー
実際に開封してまずは外観からお伝えしていきますね。
個人的にはシンプルでかっこいいです。また有機ELテレビくらいの薄型になっているので高級感があります。
まずは外観から
ロゴが控えめな大きさなのでほとんど目立ちません。聞いたことないメーカーは嫌だなと思っている人はまずこの考え方を変えた方がいいです。
本当に中身は素晴らしいので!
画面の下にサウンドバーが搭載しています。格安テレビの多くは背面にスピーカーの配置しているモデルが多いのですがC815シリーズはフロントに配置しているので音がこもらず透明感のある音質でした。
また右端にこんなのを見つけました!最新技術ですね。
映画館と同じ設計になっている、DOLBY VISION(映像)とDOLBY ATMOS(音質)が搭載になっているのです。ソニーやパナソニックの上位モデルに搭載されている技術がこのC815にも搭載しています。
サウンドバー部分はグレーのファブリック生地のような感じですごくおしゃれです。
テレビを支える脚はほとんどのメーカーは真ん中に大きい台座かサイドに2本の脚が一般的ですが、TCLさん面白いですね。なんと3本です!
左右に2本と真ん中が奥に1本配置しています。最近の無線ルーターを彷彿させるデザインですね。耐震マットは使うのが難しいのでバンドでテレビ台とテレビを固定する必要があります。
スタンドをセットした場合の奥行きは36.6cmになっています。他のテレビより奥行きはありますので、テレビ台を購入する時は必ず確認しましょう。
次は背面です。
大きなサブウーファーが搭載しています。実際にYouTubeやNetflixで視聴すると確かに迫力があります。そしてフロントのサウンドバーとのバランスがよく心地いいです。
ただ、重低音が少し強く感じる場合もあるのでそこは好みの設定ができるので問題ありません。
実用最大出力は最大50Wとこの価格帯の中では間違いなく高音質かと。
次は配線についてです。
左から光デジタル端子、LAN端子、ヘッドホン端子、ビデオ入力端子、USB2.0端子、アンテナ入力端子(地デジ、BS・CS)、HDMI入力端子が3つ、USB2.0端子になります。
無線LANも搭載していますが、さすがにWi-Fi6には対応していません。画面の右端に端子類が配置してあるのでテレビを動かさず配線の切り替えなど簡単に行うことができました。
また4Kチューナーは搭載していないので別売のものを購入するか4Kチューナー内蔵のBDレコーダーを買うしかないです。
続きましてリモコンです。格安テレビでAndroidTV搭載は嬉しいですよね!
リモコンを見て思ったのが格安テレビにはNetflixのボタンがないテレビが実は多いんですよね。確かヤマダ電機で販売しているフナイにはNetflixのボタンがなく対応する予定もないという情報を見たことがあります。
ハイセンスには搭載しているので、ボタンをつけるだけで結構なコストがかかるのかなと感じています。
Netflixの他にはhulu、U-NEXT、AbemaTV、YouTubeになっています。またボタンリモコン下部のボタン以外のVODサービスにはTSUTAYA TV、Prime Video、DAZN、Rakuten TV、GYAOなどがあります。
リモコンのレスポンスに関しては良いとは言えませんが決して遅いわけでもありません。ソニーのテレビと比較すると少し遅いかなと感じるレベルです。
操作性はシンプルな構造になっているのでどなたでも簡単に使える印象です。僕の奥さんも特に困った感じではありませんでした。
ここまでは外観のお話になります。次は中身についてお伝えしていきます。
次は中身レビュー
控えめに言ってめちゃめちゃ綺麗です!正直VAパネルでエッジライトLEDなんですが横から見ても国内メーカーと同様に視野角が広く感じました。有機ELテレビには及びませんが綺麗なのは間違いありません。
あまり難しい表現ができないので簡単に感想を言うと、QLEDのおかげなのか映像全体の明るい部分と暗い部分がはっきりしている印象です。
そして肉眼で見ているように感じるのがとても驚きました。なにも違和感なく見られます。
東芝のM540XやパナのHX750よりは絶対に色域が広く感じます。
また映像の設定のいくつかあるので好みの色合いを視聴できます。
リモコンの機能ボタンを押すだけで画質設定、音声設定ができます。画質設定はダイナミック・標準・スマートHDR・スポーツから選べるようになっています。
そして設定画面がシンプルな設計になっているためご年配の方や機械の操作が苦手な方にもいいかと。
またネット動画や地デジを見て思ったのは残像感がないので、ストレスなく視聴ができました。
格安テレビだと倍速駆動が搭載していないモードが多いですが、65C815は搭載しているので映画やスポーツなどの動きの早い映像も問題ありませんでした。
ただ、地デジの場合は65型だから仕方ありませんが、やはりVODサービスの映像と比べてやはり荒くは感じます。これはどこのメーカーも一緒だから仕方ありません。
これがホーム画面です。格安テレビでAndroidTV搭載で操作も分かりやすいのは助かりますが、リモコンの操作がワンテンポ遅れることがありました。
ここはアップデートとかで改善してくれると嬉しいです。ただ、イライラするレベルではありませんのでご安心を。
あとは細かいお話になりますがクロームキャストが内蔵しているのでスマホの画面を簡単に映すことも可能です。テレビを見る意外にも楽しめる内容になっております。
まとめ
初めて格安テレビを使用しました。そして今後は海外メーカーのテレビで問題ないなと感じたのが正直な感想です。
ただ我が家ではレコーダーがソニーなのでリモコンを2つ使用することにはなりますが、この価格でこの機能なら不満などありません。
65インチは画面が大きく迫力があるのはもちろんですが、サウンドバーで繊細な音質とサブウーファーの重低音、VODサービスの使い勝手、スマホとの連携など申し分ありません。
自信をもってみなさんにTCLのテレビおすすめできます!評判はきっとこれからもっと良い内容で溢れるはずです。
2020年で1番驚いたと同時に魅力的に感じた家電でした。