除湿機の時期になると毎年、さまざまな悩みを持って来店されるお客様が多くなる。
リビングなどの広い空間で除湿機を使用したいという方に最大除湿量のモデルが発売した。今まではパナソニックのハイブリッド式の除湿機だったが、それをはるかに上回る除湿量だ。
今回は最強の除湿機、三菱のMJ-PV240SXを紹介していこう。
リビングもいいが実は浴室にも最適なのでどこの家庭でも必ず役に立つ。必見だ。
三菱 除湿機 MJ-PV240SXの機能
業界最大の除湿量!
上の画像でほとんど分かってしまう方もいるかもしれないが紹介していく。
1日24Lもの除湿量を達成できたのが1番の凄いところ。7畳の部屋だと約13分でドライの状態にすることが可能だ。ここまで大きいサイズの除湿量ならリビングなどの広い空間に最適。
反対に狭い空間で使用をするならパワーがあるから早くスピード感のある除湿ができるということ。
1日中ずっとつけておく人、共働きで不在の方にもおすすめしたい商品だ。
初のインバーター搭載!
引用:https://www.mitsubishielectric.co.jp/
除湿機に初のインバーター機能が搭載。簡単に言うと今までの除湿機はどこの部屋で使用をしてもパワーが一定だったのが、広い部屋・狭い部屋に応じてパワーの調整をしてくれるのだ。
つまり、電気代が大型でも安い。1Lの除湿する料金は約11円とかなり安いのだ。1時間、除湿をした時の電気代も11円。
パナソニックのハイブリッド式除湿機はエコ運転で1時間あたり、約9円。あまり差がないのだ。
コンプレッサー式でここまで電気代が安いのはかなり凄いことだ。
コンプレッサー式でも冬にしっかり除湿可能に
引用:https://www.mitsubishielectric.co.jp/
コンプレッサー式の特徴は暑い時期にしっかり除湿ができるが冬などの寒い時期には能力が落ちてしまうのが特徴。音は大きいが電気代は安いのでよく売れている。
でもMJ-PV240SXは冬モードという機能がついている。驚きなのが1℃でも除湿ができるようになっているのだ。プラスで自動霜取りという除湿をした時に熱交換機に霜がついてしまうのを除去してくれる機能がある。
これにより、冬でもしっかり除湿ができるようになった。冬の低音時期に活躍するデシカント式が不要になってしまうのだ。
そしてインバーター機能があるので音が静か。なんと34dBしかない。他メーカーのコンプレッサー式の除湿機を比較するとコロナで50dB、三菱の他機種でも38dBパナソニックの最上位機種で44dBとかなりの静音。
2WAYの排水方法
最初に洗面所にも最適とお伝えしたが、理由がこれだ。
一般的に除湿機は本体と一緒になっている排水タンクに水がたまって除湿がされていくが、もう1つの排水方法がある。
市販の水道ホースが背面にくっつけるとホースから排水するのだ。
洗面所で使用する場合は排水をタンクじゃなくホースにして浴室に流せばずっと除湿ができる。タンクの場合、満水になると止まるので不在の間にずっと除湿をするならホースで排水がおすすめだ。
また狭い空間で除湿をした方がしっかり衣類に乾燥もできるはずだ。
ユーザーに優しい設計が魅力的
大きく4つの嬉しい機能がある。
・停電復帰→停電して復旧後に停電前のモードで運転
・電源収納ボックス→本体に電源を収納できるボックスが内蔵
・四輪自在キャスター→女性でも簡単に部屋の移動ができる
・大型タンク→約5.5Lの大型タンクで捨てる回数が少なく済む
ここまでがMJ-PV240PXの大まかな機能になる。次は画像つきで外観の解説をしていこう。
画像付き解説 レビュー MJ-PV240SX
外観はどうなっているか紹介していく。参考になれば幸いだ。
MJ-PV240SXの操作パネル
お店にきたのはモックという見本品になるが見た目は一緒なので安心してほしい。
操作ボタンの数も少なくシンプルな設計になっているのでどんな方でも使いやすい機種になる。湿度の設置やえエコ運転など細かい設定もできるようになっている。
操作パネルの上にあるのはルーバー。ルーバーが100度動いて送風を行い、衣類の乾燥を行う。カタログを見ると衣類が166cmならんでもしっかり乾くようだ。
また2kgの衣類なら約86分で乾燥ができる。
ちなみに操作パネルの下にタンクのどのくらい水がたまった確認ができる窓がある。
画像は本体の表面に貼ってある機能を、撮影したものだが右端を見てもらいたい。これが水タンクの容量が確認できる窓だ。
実はこの確認する窓、他メーカーの商品でも手前に配置している商品が少ないのだ。パナソニックだと側面に設置をしているため、横から覗かないといけない。
MJ-PV240SXなら遠くから見ても水の量が確認ができる。使用するとわかるが本当に大事なポイントだ。
MJ-PV240SXの背面
赤丸をつけたところに市販のホースをつなげて排水ができるようになっている。排水タンクが満タンになれば止まってしまうのでノンストップで使用した人におすすめ。
銀イオン抗アレルフィルターとプラチナ抗菌フィルターのダブルフィルターで菌を抑制してくれるので常に衛生的だ。
フィルターの掃除方法は簡単で掃除機で吸うだけ。
洗面所で使用して浴室に排水、長時間の使用が多い方におすすめしたい。
MJ-PV240SXの排水タンク
誰が見ても変な形だろうと思うであろう。だがタンクの容量がとても大きい5.5Lになっている。
取っ手、ハンドルが見つからないと思って探していたが、なんと画像真ん中の位置が取っ手になっていた。
実際に水を入れて持ってみたが特にバランスが悪いわけでもなく手に負担というほどでもない。
女性でも疲れないかなと感じた。
スペック 仕様
50Hz | 60Hz | ||
---|---|---|---|
除湿能力 | 24.0L/日 | 24.0L/日 | |
除湿方式 | コンプレッサー式 | ||
除湿面積のめやす (畳) | 戸建木造和室 | 30 | 30 |
戸建プレハブ洋室 | 46 | 46 | |
集合住宅洋室 | 61 | 61 | |
消費電力 (W) | 410 | 410 | |
運転音 (dB) | 除湿/強 | 45 | |
除湿/弱 | 34 | ||
衣類乾燥/標準 | 47 | ||
衣類乾燥/夜干し | 36 | ||
排水タンク容量 (L) | 5.5 | ||
冷媒フロン | R134a | ||
外形寸法(高さ×幅×奥行) (mm) | 630×410×299 | ||
質量 (kg) | 17.9 | ||
電源コード (m) | 1.8 |
まとめ
最大の除湿機、いかがだっただろうか。
サイズが大きいので広い空間で使用する方、洗面所で使用して衣類乾燥を行いたい人には絶対におすすめ。
大きいサイズでも電気代が安く、静音設計。しかもコンプレッサー式なのに冬でもしっかり除湿をしてくれる。
寝室や子供部屋などの狭い空間で使用しても問題なし。
1年通して使用ができる除湿機いかがだろうか。