店員の僕が個人的に欲しい、そしてみなさんにもおすすめしたいコードレス掃除機紹介します!
いらっしゃいませ、家電の虎です。
今日はいつもみたいに人気の機種の紹介ではございません。
毎日、掃除機をイジイジしている僕がこの掃除機いいけど、そこまで売れないよな。けど欲しいなという穴場スポット的なモデルを5つ紹介していきます。
正直、売れているモデルの多くはメーカーさんがゴリ押ししたりインセンティブが多いから売っているモデルもあるんですよね。
そこで人気機種ではなく本当にいい掃除機だという機種をみなさんに紹介していきます!
本当にいい!!掃除機5選
まず最初に取り上げたい機種は、東芝のコードレスクリーナー「VCCLX50」という機種であります。
東芝
東芝のコードレススティッククリーナーのコンセプトは
「軽い!強い!使いやすい!」です。
最近の各メーカーから発売されているコードレスクリーナーの市場の流れとして、軽量化を前面に押し出している機種が圧倒的に多く感じます。
現にメーカー様が展示品をお店に設置する為のPOP類には「本体重量~Kg」や「業界最軽量!」などと謳っているものも売り場のそこかしこを席巻しているかと思います。
この東芝のコードレスVCCLX50も小型のモーターを採用し、延長管にアルミの素材を施し軽量化に成功した製品となっております。
そして更にヘッドには自走式を採用しており、手で押さなくても勝手に進んでいくような感覚のパワーヘッドとなっております。
自走式って若干、吸引力落ちるんですがこのモデルは実際に使ってみるとそこまで弱くならないんですよね。
基本的な吸引性能に関しても、床面に合わせて回転を制御してくれるセンサーも搭載しており、なんと!フローリング面では回転を遅くしてヘッドとブラシがゴミを弾き飛ばすのを抑え、じゅうたん時には回転を早くしてゴミをしっかりとかき出すことで吸引力向上を成功させてくれました。
そして使い勝手の部分では、付属品として専用のスタンドが同梱されており、お掃除の途中で一時的に本体をわざわざ床に置かなくても、壁に立てかけられるように便利な「滑り止め用のゴム」が付いております。
当然コードレスなので充電式ですが充電の仕方が2パターンあり、1つ目がこの機種は簡単にバッテリーの脱着が可能となっていて、外した状態で充電をするパターンでは本体を押入れやクローゼットに収納させておくことでお部屋をスッキリさせることができます。
2つ目が、専用スタンドに置いている時や壁に立てかけている時には本体にバッテリーを取り付けたままプラグを差し込む方法。
以上の2つの方法があります。
同梱されてくる付属品には、一般的な「隙間ノズル」、「布団用ブラシ」、「丸ブラシ」が付いてきます。家の中だけではなく車の中のお掃除グッズとしても大活躍してくれること間違いなしです!
こちらのVCCLX50の下位モデルにはVCCLX30という機種も販売されており、
50との違いとしては、専用スタンド、布団用ブラシ、丸ブラシの付属品の有無、自走式ヘッド(CLX50)かモーター式ヘッド(CLX30)か、CLX30の方が連続運転時間が標準運転で5分短いかの点が主な仕様の違いとなっております。
それに伴い価格面も若干違いますので、用途に合わせて購入検討していただければと思います。
Panasonic
次にご紹介したい機種はパナソニックのMCSB85Kという機種で、パナソニックのコードレススティッククリーナーのコンセプトはラクに使えて、しっかりキレイ
「からまないブラシ」となっております。
今回ご紹介させて頂くパナソニックのこの機種のウリなポイントは、
- 本体質量2.0Kg
- 髪の毛もペットの毛もほとんど絡まないブラシ
- クリーンセンサーでしっかりキレイ
といった点がおススメできると思いますので、一つずつ紐解いて行きたいと思います。
今現在、数多くのコードレスクリーナーが販売されており家電量販店の掃除機コーナーを席巻しているというのはご存じの通りだと思いますが、その中において今回の機種に関しては2.0Kgとやや重めか?との見方もされるかもしれません。
ですが、そこには色々な戦略や想いが込められて開発・発売されていることだと思います。
軽量化だけを追い求めれば色々な素材や技術を駆使すればなんてことないと思いますが、なぜ他の機種に比べてほんの少し重みがあるのか?
そこはやはり吸引性能を求めた結果からこの重さにまでせざるを得なかったのかと推測できます。
そしてやはりというかさすがというか、この機種にもパワーヘッドでさらに自走式のモーターを搭載しておりますので、ここまでの重さでも十分に軽さを実感できるでしょうし、これ以上本体重量を軽くして吸引性能が損なわれてしまっては本末転倒となってしまう為この重さで留めたと考えられますね。
次にご紹介したい機能は、髪の毛もペットの毛も「ほとんど」絡まないブラシということで、みなさんはご自宅で掃除機をかけた後、もしくは掃除機をかける前にブラシを見たことはあるのではないでしょうか?
当然掃除機にはブラシがあって、そのブラシが床に接してかき取るという役目があるのはわかると思います。
ただ、「最近、な~んか吸引が弱い!」や「吸ってくれている感じがしない!」などとボヤいたこともあるのではないでしょうか?
このブラシをメンテナンスする方法はもうアナログ的にハサミやカッターナイフなどでブラシ部分に絡まった髪の毛・ペットの毛を直に歯を入れてカットするか、指で毛自体を引きちぎったりするくらいしか方法が見当たらないと思います。
しかもブラシには幾重にも絡まったりしているのでそこそこの労力がかかることでしょう。
そこでパナソニックのコードレスクリーナーなどで採用された「からまないブラシ」は、ブラシの端の「密集ブラシ」の部分で髪の毛などをしっかりキャッチし、円すい形のダブルブラシの部分で径の細い方へと移送してくれて、ヘッドの中央へと集めて吸引してくれるという優れもの。
あの国民的人気女優の綾瀬はるかさんもご出演されていたCMをご覧になった方も多いのではないでしょうか?今の説明はまさにあの部分の事です。
続いての機能は「クリーンセンサーでしっかりキレイ」ですが、かなり古い歴史のある機能でして、1988年に発売の製品から搭載されており、当初は「ゴミ検知用センサー」として世に送り出され、「ハウスダスト発見センサー」、「クリーンセンサー」へと名称を変更してきた実績のある機能の一つです。
なぜこのセンサーがパナソニックのクリーナーから消えないのか?
それは目に見えないチリやホコリ、ハウスダスト、ダニのフン・死がいなんかは吸引してくれないですよね?そこでこのセンサーを搭載したクリーナーで床を吸うとスティックの手元部分にあるセンサーが赤く早い点滅をしてゴミがまだ残っていることをお知らせしてくれ、それらの取り残しがなくなりキレイになると青く点灯するという仕組みのもので、しっかりキレイになるという機能となっております。
またこのMCSB85Kの下位モデルにSB65Jという機種もあり、違いとしては
- からまないブラシ非搭載
- 付属品に隙間ノズル無し
が主な機能の差となっており、2機種に共通するのは値引き不可の指定価格商品だということです。
Shark
3機種目にご紹介したい機種はシャークのCS601Jという機種で、コンセプトは
「吸引力だけじゃない!パワフルにキレイに」ということで、パワフルな吸引力なのは言うまでもなくハンディ部分が1キロ未満の製品の中では最も強力な吸引力と言えるのではないでしょうか?
実際に私が店頭でシャークのハンディクリーナーを接客・説明する時は、電源を付けた状態で吸い口を掌にくっ付け、ぶら下げる状態にしてもシャーク本体が落ちないことを見てもらうというやり方をして説明することがあります。
これを見てもらうとどんなお客様もシャークさんを買ってもらえるというのを編み出したので、ぜひ店頭でお試しいただきたいと思います。
コードレスクリーナー唯一の弱点でバッテリー式の宿命、充電切れの心配はこのシャークに関してはほぼ無し!
ダブルバッテリー搭載で標準モードで最大32分の連続運転。
他のメーカーとの差別化という意味では、一つのバッテリーを充電中はもう一つのバッテリーは充電できないと思われがちですが、シャークさんの機種は以前から掃除機本体に取り付けした状態のバッテリー充電ドックの所に差し込んだ状態にすれば、同時に充電が可能となっております。
そうすれば万が一使用中のバッテリーが切れても充電中のバッテリーと入れ替えて、差し替えてドックに充電すればずっとスタミナ切れになる心配なしです!
そして肝心要の吸引性能は、新開発された独自のソフトローラー+パワーフィンでヘッド部分が大きなゴミを押し出していつまでも吸い込まない!
という心配なく、床に密着し一度で多くのゴミを取り除いてくれて何度も同じ場所を掛けるというストレスからも解放されますよ!
付属品関しては、布団用ノズル、ミニモーターヘッド、ペット用のノズル、ブラシ付き隙間ノズルの4点でこのCS601Jの上位モデルに651Jがあり、違いとしては真ん中くらいで曲がってくれるパイプで家具の下までラクラクできちゃうものも販売されているので、ぜひ店頭で触ってみて欲しい一品です。
パナソニック
続いてご紹介するのはまたまたパナからですが、先にご紹介したモデルとは一線を画す機種で、ゴミの収納方法は紙パック式です。
MCNS10Kというモデルで共通機能として「からまないブラシ」、「クリーンセンサー」搭載で目に見えないゴミまでお掃除という機能は搭載されています。
コンセプトは「セパレートコードレス」、「シンプル」なのですが、掃除というものは家事の中でも嫌いな家事の圧倒的1位に輝いているという点。
ちなみに2位は「特になし」3位は「料理」でした。
この機種を開発された発想として、スティック本体を取り出し、かけるだけ、そしてクリーンドックと呼ばれる充電台にただ戻すだけ。
そして、スティック内に一時的に溜まったゴミはこのクリーンドックが自動で収集してくれます。
更にもう一工夫されているのはパナソニック独自のイオン「ナノイーX」にて紙パック内のゴミを除菌、脱臭してくれて気になるゴミのニオイを抑えてくれます。
紙パックの交換も月に1度が目安で紙パックを捨てる時もゴミの舞い上がりもなく清潔ですし、サイクロン式のようにあまり見たくないゴミを見ないで捨てられますね。
ダストカップが一体型になっていない分、本体重量が驚異の1.5Kgの軽さ。
運転時間は10分から最大15分ですが、ちょっと掃除を掛けるだけなのであれば
手軽に出し入れできちゃうので、十分な運転時間ではないでしょうか?
ダイソン
コードレスクリーナーのご紹介を締めくくるのはやはりこのメーカー!
ダイソンのV10モデル、SV12FFでございます。ダイソンなんて人気機種じゃねえかと感じた人もいると思いますが金額は高いし、そこまで売れているというわけではありません!
まあ……売れ!!とはよく言われますけどね(怒号)
今はV12モデルというのが家電量販店には展開されており、ネットサイトやたまにスポット的にもいまだにチラシ掲載される人気モデルで、運転時間は最長驚異の60分。
付属品に関しては、Fluffyと呼ばれるモフモフしたブラシのヘッド、ハンディになって車やマットレスなど布団もかけられちゃう「ミニモーターヘッド」。
窓のサッシレールや照明器具の傘も掃除できる「コンビネーションノズル」、狭い空間にも入り込める「隙間ノズル」、パソコンのキーボードもできる「ミニ ソフトブラシ」などが同梱されています。
ゴミの捨て方も簡単で、ゴミ箱の上に本体を持っていきレバーを下に押し込んであげればクリアビンと呼ばれるゴミの収納庫からゴミが出てくれて、ホコリやゴミに触れることなく衛生的に簡単にゴミ捨てが可能となっております。
そして排気に関してもダイソンはゴミと排気を完全に分離してくれるので、ニオイが気になることもありません。
お手入れ
最後にここまであまり触れてこなかったお手入れについてご説明して、終わりにしたいと思います。
今回ご紹介した5機種や下位モデルに共通するのは、今流行りの「フィルターレス」の商品と気がついた方はいらっしゃいましたか?
コード付きでもサイクロンクリーナーというのは、掃除をした後にフィルター清掃して、洗って、乾かして、付けてという工程を多い人では毎日繰り返してきたのではないでしょうか?
それが嫌いな家事のトップの座に君臨し続けている要因だと考えます。
言い換えれば、掃除の為の掃除とでも言えるでしょうか?ハッキリ言ってめんどくさいですよね?
その手入れがなくなったり少なくなったりしたらどれ程喜ばれて、ラクになることでしょう!!
僕が今回ご紹介した機種以外にもフィルターレスはいくつかありますが、割とメジャーな売れ筋の方が実際に掃除をする上でも参考になり、お役に立てるかと思い機種選定させていただきました。
今コードレススティッククリーナーの購入検討している方に参考にしていただき、購入して年末の大掃除を迎えて頂きたいと思います。
本日もご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!!