東芝コードレスクリーナーVC-NX1とVC-CL1400の違いと比較と評価

東芝のコードレスクリーナー、2018年モデルが発表になり興味のある機種が発売しました。

去年から継続しているVC-CL1300の後継モデルのVC-CL1400とキャニスター型のコードレスクリーナーのVC-NX1が発売。コードレスクリーナーはやはりテレビのCMなどや吸引力が強いダイソンが有名ですが、国内のメーカーさんも実はダイソンに負けない機能がいっぱい。

今回、なんで記事にしようかと思ったのは、どちらもコードレスクリーナーですが大きな違いがいくつかあったのと他社にはない特徴だったので話題性があったからです。

東芝コードレスクリーナー VC-NX1

集塵方式:サイクロン式
ノズルタイプ:自走式パワーブラシ(ラクトルパワーヘッド)
充電池:リチウムイオンバッテリー(1.7Ah-36V)
運転時間(約)
・強:約7分
・おまかせ:約20~30分
・標準:約60分
充電時間(約):5時間
本体寸法(約)
・使用時:幅261×奥行234×高さ185mm
・収納時:幅270×奥行290×高さ1100mm
本体質量(約):2.8kg(付属品含む:4.2kg)
集塵容積(約)
・本体ダストカップ:0.4L
付属品:ふとん用ブラシ、ロングブラシ、すき間ノズル、丸ブラシ、お手入れブラシ、付属品収納バッグ、別売品用アタッチメント

見た目はどう見てもキャニスター型掃除機にしか見えませんよね?でもVC-NX1は新しいデザインのコードレスクリーナーになります。キャニスター型のメリットとコードレス型のメリットを合体させたいいとこ取りのクリーナーになります。

自社開発のDCモーター

自社開発のモーターって実はあまりないのですが東芝が開発したハイスピードDCモーター、HD45が本当にすごいです。ダイソンのモーターは毎分約110000回転に対し東芝のHD45は毎分約120000回転になります。

コードレスクリーナーの1番大事な部分。車で言ったらエンジンと同じくらい重要な部品になります。天下のダイソンよりも優秀なモーターなら気になりますよね。

長時間使用のための大容量バッテリー

連続使用が最大で約60分。コードレスクリーナーの中ではかなり長い方の機種になります。VC-CL1400はリチウムイオンバッテリーが5本に対しVC-NX1は2倍の10本搭載されてます。

連続使用時間もVC-CL1400の2倍になります。60分あれば一戸建てにお住いの方や部屋数の多いマンションにお住いの方でもバッテリーを気にして掃除する必要がありません。

他の機種にはないVC-NX1の特徴

どんな掃除機でも完璧な商品というのはなかなか見つかりません。必ずどこかに気になる点が出てきます。VC-NX1はキャニスター型とコードレス型の不満点、評価点どちらも抽出して完成した商品になっているのかなと触って感じました。

キャニスター型の特徴

電源がコンセントからなのでバッテリーの減る心配がいりませんし吸引力が強い。気軽に掃除ができますが移動が面倒と言われることもしばしば。重かったり方向転換すると本体が転倒することは掃除機あるあるですよね。電源コードを引っ張ったり閉まったり、終いにはコードの収納ができなくなったりと。

コードレス型の特徴

キャニスター型ほどの吸引力はありませんが、そこそこ吸引力はあります。ですが、バッテリー式なのでいずれは充電が切れてしまいます。機種によりますが30分から40分前後のモデルが多いです。

VC-NX1はそんなメリット、デメリットは上手く取り入れたクリーナーになります。

バッテリーは標準使用で60分

転倒しないようハンドルが回転

バッテリーはコードレス式の2倍の容量

グリップを持った時の重さがわずか約520g

メンテナンスもコードレス式と同様で簡単

他社のメーカーも来年はVC-NX1と似た機種を出すんだろうなと感じました。実際に使用すると移動しても転倒しないのがとにかく良いです。中のメンテナンスですが、フィルターレスかと思いきやフィルターがありました。少し手入れが面倒に感じましたが毎回しなくてはいけないわけではないので、そこまで気にする必要はありませんけど。フィルターはありますが全部、水洗いはできるので常に清潔に保つことができます。

ただ目詰まりしやすくはなるのでフィルターレスのクリーナーが希望ならVC-CL1400も視野に入れてはいかがでしょうか。

補足ですが、VC-NX1はコンセントを刺して使用はできません。見た目はキャニスター型ですが中身はコードレス充電式になりますので気をつけましょう。

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東芝コードレスクリーナー VC-CL1400

集塵方式:サイクロン式
ノズルタイプ:自走式パワーブラシ(ラクトルパワーヘッド)
充電池:リチウムイオン電池
運転時間(約):8~25分
充電時間(約):5時間
本体寸法(約)
スティック状態:幅266×奥行1030×高さ224mm
壁掛け用ホルダー収納状態:幅266×奥行234×高さ1105mm
本体質量(約):1.4kg (付属品含む:1.9kg)
集塵容積(約):0.2L
付属品:壁掛け用ホルダー、すき間ノズル、丸ブラシ、お手入れブラシ、エアブローノズル、ふとん用ブラシ、付属品用ホース

前年モデルのVC-CL1300が好評だったので、劇的な変化はありません。とにかく軽い。2kg以下なので長時間使用も余裕です。更に他メーカーの機種と差別化するために吸うだけでなく掃くこともできます。

更に付属品が多いのが東芝のメリット。後からオプションで追加購入が必要ありません。VC-NX1にはない特徴がいくつかあるので紹介していきます。

ハイスピードDCモーター DC45

VC-NX1で採用されているDCモーターは毎分約120000回転に対し、VC-CL1400はダイソンと同じの約110000回転。モーターだけで言うとVC-NX1の方がワンランク上になります。

前モデルのVC-CL1300とモーターは変わっていません。

圧倒的なアタッチメントの量

ここが東芝のコードレスクリーナーの真骨頂。とにかく多い。これは本当に助かります。

掃除機は基本的には吸うのが基本。だがエアブローノズルでゴミを掃き出すことが可能になります。車のマットや玄関周り、サッシの溝など多様な使い方ができるようになります。

ふとんやマットレスなど普段外干しはできない方には大助かりなアイテム。一昔前に布団用掃除機のレイコップが大流行しましたが、今は吸引力の強いクリーナーが人気になってます。

ホース

延長ホースは高い箇所や、ブラシが入らない場所に活躍。照明の傘やタンスの上などがおすすめ。

すき間ノズルは説明はいらないですよね。丸ブラシは車の清掃に便利。家の中だけでなく屋外でも使用できるのがいいですね。

VC-CL1400は前モデルVC-CL1300との違いは?

大きな変更点はヘッドブラシ。新開発のラクトルパワーヘッドになります。横幅が広くなったので多くのゴミを集めることができます。またゴミが付くにくいブラシになりました。フッ素加工をしてブラシの毛をAgブラシにすることにより手入れが楽になっています。

また前モデルのVC-CL1300とブラシを比較したところ以下の部分が大きく違ってました。

このブラシの上のプレートが追加したことにより床とブラシが密着して吸引力が上がるとのことです。掃除機はブラシの部分の空気の密閉がとても重要なポイント。ダイソンはそれがとにかく上手なのです。

バッテリーも充電回数が増えました。前モデルのVC-CL1300は約2000回の充電に対し新型のVC-CL1400は約3100回になります。バッテリーを買い換えて使用を続ける方はあまりいないようなので長いバッテリーは助かりますね。

VC-NX1もVC-CL1400共に水洗いで清潔にできますが、VC-Cl1400はフィルターレスになります。目詰まりしにくいフィルターレスはコードレスクリーナーを購入する際には大事なポイントになります。

前モデルが残っていれば今ならかなりお買い得です。

VC-NX1とVC-CL1400の違い まとめ

VC-NX1の購入はこんな方におすすめ

充電式のキャニスター型。モーターは最大約120000回転、バッテリーは約60分。仕事吸引率で表すと約190Wになります。

コードレス式のような頻繁に充電をするのが嫌だ

バッテリーを気にせずしっかりと掃除をしたい

キャニスター型の吸引力とコードレス型の便利な移動がしたい

VC-CL1400の購入はこんな方におすすめ

充電式のコードレス型。モーターは最大約110000回転。バッテリーは約25分。仕事吸引率で表すと約80Wになります。

1台は掃除機があるので2台目で欲しい

家の中だけじゃなく車など多様な使い方をしたい

フィルターレスで目詰まりのない機種が欲しい

自宅でコードレスとして使用をするならVC-NX1ですね。本体の転倒もなく移動もスムーズ。吸引力も強いのでカーペットや絨毯も安心。対してVC-CL1400はメインで使用というよりサブで使用や部屋数が少ない家庭や車の掃除も視野に入れている方にはピッタリの機種ではないでしょうか。

実は金額はあまり差がありません。自分の両親にプレゼントをするならVC-NX1はきっと喜んでもらえるはずですね。

参考してください。本日もありがとうございました。

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