東芝のスチームアイロン La・Coo S 「TAS-X4」が話題を呼んでいる。
スチームアイロンで業界初のコードレスを実現したからだ(2018年10月1日現在、国内家庭用衣類スチーマーにおいて)。
2019年1月号「家電批評」では衣類スチーマー部門で「BEST BUY」に輝き、「コードレスで快適な衣類スチーマーはこれだけ」と言われるほどだ。
大人気のLa・Coo S TAS-X4の魅力、売れている理由や機能、価格、スペック、気になる口コミや評価もお伝えしていこうと思う。
東芝 La・Coo S TAS-X4の特徴
①業界初「コードレス衣類スチーマー」
衣類スチーマーはタンクの水を気化室へ送り込むためにポンプを搭載することが必要だった。
連続スチームは可能だが、ポンプを動かすための電力が必要でコードレス化は困難とされていた。
しかし、TAS-X4は気化室の配置を変えることで、ポンプなしでもレバーを押せばすぐに開くバルブを開発することに成功。
これにより連続スチームを発生さることが可能になり、スチーマーのコードレス化を実現した。
新開発によりポンプが不要となり、電源コードの重量を削減できることで、さらなる軽量化に成功した。本体は0.71kgまで抑えられ、アイロンがけの際の疲れも軽減されるメリットもある。
コード付きの場合は最長約7分10秒間、スチームが持続し、コードレスの場合は1分30秒まで可能となった。
②コードレスとコードありの2way機能
コートやジャケットなどの厚手の上着をハンガーにかけて、コード付きで長めに使用し、ブラウスやワイシャツなどはコードレスでシワを伸ばすなど2種類のつかわけができて便利だ。
シャワースチームでは最大約12ml/分とパワフルにスチームできるのも魅力の一つだ。
通常のスチーム設定も9ml/分と力強いのでしっかりとシワを伸ばせるのはありがたい。朝の忙しい時間などワイシャツなどのシワを伸ばしたい時にさっと使えて助かること間違いなし。
スチームの立ち上がり時間は約1分20秒で、コードレスで使用してから再度立ち上げる時は立ったの40秒というのも優れている点だ。
③コードレスアイロンとしての機能
スチーマーとしてだけでなく、通常のアイロンがけにも工夫がされているのも見逃せない。衣類の種類や厚みなどにも対応するフラットなかけ面もしっかり付いている。
同社のコードレスアイロンと同様、かけ面の先端を細くした「楽がけライン」が一カ所あり、衿や袖、ボタン周りなどのこまかい部分への配慮もしっかりある。
小型で軽量なため小回りがきき操作がしやすいのがメリットだ。
④その他の特徴
電源切り忘れ防止装置
アイロンを使用しない状態が約10分経った場合、自動で電源をオフしてくれる機能。
清潔ケア
ポイント脱臭効果:スチームをあてるとタバコ臭、汗臭などのニオイを軽減する効果あり。
アレル物質対策:かけ面を衣類にあてることで、ダニ、アレル物質、花粉物質を軽減する効果あり。
除菌効果:かけ面を衣類にあてることで、除菌効果が期待できる。
⑤外観
カラーはレディッシュブロンズとシルバーの2色。
流線型のフォルムは無駄を一切省きシンプルでスタイリッシュだ。
スペック、仕様
形名 | TAS-X4 |
定格消費電力 | 1200W |
スチーム切替 | シャワースチーム、スチーム、ドライ |
蒸気発生方式 | 滴下式、連続スチーム |
スチーム量 | シャワースチーム:最大約12mL/分、スチーム:最大約9mL/分 |
タンク容量 | 約65mL |
かけ面温度設定 | 3段階:高(約200℃)、中(約160℃)、低(約120℃) |
スチーム持続時間 | 最長約1分30秒(コードレス時)/最長約7分10秒(コード付時) (かけ面温度「高」、スチーム切替「スチーム」の場合) |
再立ち上げ時間 | 約40秒(かけ面温度「高」) |
電源切り忘れ防止装置 | ○ |
本体外形寸法 | 長さ 約17.9×幅 約7.1×高さ 約13.7cm |
本体質量 | 約0.71㎏(コード付時:約0.86kg) |
電源コード | 有効長 約2.0m |
付属品 | コードセット、スタンド、収納袋、水量カップ |
気になる口コミ・評価
TAS-X4の口コミと評価をお伝えしてこう。
ネットでも口コミと評価が気になる方はこちらから。
実際に販売をしたお客様の感想
良い内容
衣類スチーマーなのにコードレスはとても使いやすく、しかも軽量のためストレスを感じないのが嬉しいです。
実際に使ってみるとアイロンとしての使いやすさにも優れていて2度ビックリ。今のところ唯一無二の存在で、家事が楽しくなるほど製品です。
悪い内容
衣類スチーマーでコードレスは画期的だが、給水タンクが大きくないためスチームが思いの外早く出なくなるのが残念。
温度設定が3つあるのですが、コードを接続した状態でしか変更できないのが何より不便です。コードレスでスチームできるのは快適だが、1分半はちょっと短すぎ。
旧型との違い
東芝 TOSHIBA TAS-X3
何と言っても違いは最大の特徴である「コードレス」である。業界初をうたっているだけに目玉といえる。
スチーム時間
<TAS-X4>
スチーム持続時間:最長約1分 30 秒(コードレス時)/最長約 7 分 10 秒(コード付時)
<TAS-X3>
スチーム連続噴出時間:スチーム連続噴出時間約3.5分(シャワー設定時)~5分(スチーム設定時)
スチーム時間が長くなっているのも特徴で、2分の差は大きいといえる。
スチーム量
<TAS-X4>
スチーム:最大約9mL/分 シャワースチーム:最大約12mL/分
<TAS-X3>
スチーム:最大約11mL/分 シャワースチーム:最大約15mL/分
比べてみると分かルガ、TAS-X4をコードレス化するためポンプをなくしたことで、若干少なくなっている。しかし実際に使う場合気にならない量ではある。
立ち上がり時間、質量
<TAS-X4>
立ち上がり:65秒 本体重量:710g
<TAS-X3>
立ち上がり:30秒 本体重量:690g
上記も同様にコードレス化を重視するための致し方ないと言えるだろう。立ち上がりが倍かかっているのは意外と気になるところ。
あると便利なアクセサリー
コジット 回転式ハンガーアイロン台
アイロン台 人体型 アルミコート スチームアイロン専用 ハンガーにかけたまま
スチームアイロンがけが楽しくなるハンガータイプのアイロン台だ。
適度なクッション性があり、ハンガーのように回転できるので背面のアイロンもスムーズにかけられる。半分にたたんで収納もでき、そのままハンガーとしても使えるので便利。
山善(YAMAZEN) アイロン台 ブルー 幅34×奥行9×高さ5cm YHID-P
ハンガーにジャケットやシャツをかけて袖の部分にアイロンをかける時に便利だ。
うっかり手を添えて低温火傷することも防止でき、ミトンタイプより熱くなりにくいのでかけやすいのが重宝する。